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シニアツアー

【佐世保シニアOP/1R】賞金シード10年目を迎える寺西明が4バーディ・ボギーフリーで2位タイ「勝ちにいきます」

2025年10月11日
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49歳で資格認定プロテストに合格し、50歳から参戦しているシニアツアーでは第一線で活躍中の寺西明が、佐世保シニアの第1ラウンドを4バーディ・ボギーフリーの68という内容でまとめ、首位と1打差の2位タイにつけている。

今年は調子も上昇中。9月に行われた日本シニアオープンでは8位、日本プロシニアでは6位タイと怒涛の公式戦連戦でも成績を残しており、先週のコマツオープンでは8位につけ、現在賞金ランキングは14位と50代前半の選手が活躍する中で、ベテランが存在感をあらわにする。

寺西の第1ラウンドは、前半で2つ、後半で2つのバーディ奪取に成功。「落ち着いたゴルフです。可もなく不可もなく。ただ、自分がやるべきことをやって試しています。何がいいってわけじゃないのですが、全部まとまっていますね。凪というか平らなゴルフでした」と一日を冷静に振り返った。

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“落ち着いたゴルフ”は、まさに忍耐勝負を得意とする寺西の強みでもある。

「連戦でゴルフができているので、ゴルフが続くと調子が良いんですよ。直近の3戦は獲りにいってるので、シードは固められたところは計画通りなんです。残り試合含めて勝ちに行きます。もちろん技術も必要かと思っています。最後は気持ちの部分です」。ぐっと力を込めて、言葉をかみしめた。

優勝争い加わった最終ラウンドは、最終組のひとつ前でチーム髙橋のメンバーでもある細川和彦(-3)、中山正芳(-4)と一緒の組み合わせが決定。「本当は最終ホールでバーディとって最終組にはいってプレーしたかった(笑)。だけど仲間とプレーできることも楽しいはず。最後まで諦めずにやります」と寺西。チームリーダーの髙橋勝成が2017年に優勝を飾っている“佐世保シニア”で「師匠の前で、同じ試合で優勝したい」と心の底から願う寺西に、優勝のチャンスが再び巡ってきている。

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