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シニアツアー

【IASSシニア/前日】初開催大会ホストプロは宮瀬博文 「会長の親心に恩返しができるようしっかり頑張る」

2025年09月08日
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今季シニアツアー第7戦、新規大会の「IASSシニア・プロアマ」が宮城県仙台市にある泉国際ゴルフ俱楽部(6,614ヤード/パー72)で9月9,10日の二日間大会として開催される。

シニアプロ72名、アマチュア72名の144名が参加。大会ホストプロはレギュラー7勝をあげている宮瀬博文(54)。所属は「アイ・エー・エス・エス」とカタカナ記載されているが、これは”インターナショナル・エアポート・サービス・システムズ”の頭文字を取って「IASS」。空港関連サービスを中心に展開している企業で、宮瀬とは今年で27年になる長い付き合いがあり、所属プロとしてプロ生活をサポートしていただいているという。

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大会開催に向けては、もちろん宮瀬のことを大切に想うIASS千代川会長からの提案があった。「僕があまりいい成績が出ていないし、出場できる試合もあまりないだろうって。それで会長が今年できないかと、色々と働きかけてくれたんです」と宮瀬を想う会長の親心がきっかけだった。

開催に向けて7社の特別協賛と2社の協賛というスポンサーも付き、賞金総額3000万円、優勝540万円という設定がされ、4年ぶりの東北エリアで開催されるシニアトーナメントに、選手のモチベーションも高まっている。

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今年4月に新規大会開催を発表。宮瀬は5月と7月、泉国際ゴルフ俱楽部へ練習に訪れている。「この天候の中、コンディションを整えるのは相当大変だったと思います。綺麗なコースですよね。夏の熱さで焼けているところがひとつもない」と仕上がりを絶賛する。

「シニアにはちょっと距離が長いかなという感じもありますが、僕はコソ練したからね。その分がちょっとアドバンテージになれば」。ニコッとトレードマークの笑顔が光った。

そして「まずは所属先に大会を開催してもらえるというのはありがたいです。一番の恩返しは成績で表すことだと思っています。雨予報も少し心配ですが、しっかり頑張ります」と開催が決まってからホストプロとしての覚悟はできている。宮瀬は注目されることも受け止め、堂々と戦い抜くことを誓った。

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