
「PGA資格認定プロテスト 最終プロテスト」の第3ラウンドが栃木県那須烏山市にある烏山城カントリークラブ(本丸・三の丸 7,118ヤード/Par70)で9月3日に行われた。
第3ラウンドは気温が30度に届かない、体感としては比較的涼しい一日だ。風も穏やかで、選手は最大限のパフォーマンスを引き出そうと闘志を燃やしてスタートした。
6アンダー5位からスタートした出利葉太一郎、福住将が互いに64をマークして通算12アンダーで首位タイ。首位とは3打差9アンダー3位に亀井康生、小田圭将が続いている。

福住は1番スタートから3連続でバーディを仕留めると、6,7番でも連続バーディを重ね前半30でターン。後半は1つスコアを伸ばすにとどまったが64のビックスコアで連日トップの座についている。
得意クラブの8番アイアンショットが光ったことも要因で「耐えるゴルフを続け、もっとショットの精度を高めていきたい」と最終ラウンドへの意気込みを話した。

先週の日本学生ゴルフ選手権を制し、今年の学生日本一に輝いた古瀬幸一朗は、4バーディ・ノーボギーの66をマークし通算6アンダー11位タイにつけている。
古瀬は「今週はショットも良くない中で、無難な攻めができています。烏山城はグリーンセンター狙いでチャンスを狙いますが、今日は4回カップインできました」と手ごたえを口にする。「正直なところ順位は気にしていませんが、プロテストなのでボギーを打たなかったのは大きいです」と穏やかな口調で一日を振り返った。
第3ラウンド終了後、222ストローク(+12)までの120位タイ123名が最終ラウンドに進出。最終プロテストは最終成績50位タイまでがプロテスト実技合格者として認められる。
最終プロテスト最終日の模様は、試合開始から試合終了までYouTube LIVEで完全生中継する。9月5日金曜、朝7時10分から放送スタート。