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【最終プロテスト/1R】ACNツアーで3勝を挙げている49歳・金子敬一が28年ぶりにプロテストに挑戦中

2025年09月03日
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ACNツアーで3勝を挙げている49歳のベテラン・金子敬一がPGAプロテストに挑戦中だ。2015年“HEIWA・PGM Challenge II in 霞ヶ浦”で優勝し、同年”PGA・JGTOチャレンジカップin 房総”で2勝目。2017年”南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント”では2位の竹内廉に2打差をつけ3勝目をあげ、当時41歳の金子はベテランの存在感を知らしめた。

「チャンスがあればやる」をモットーにツアープロとして戦い続けていたこともあり、これまでプロテスト受験は眼中に無かった。「一度、21歳の時にテストは受けたことはありましたね。2次で落ちたこともあって、ツアー一本にしようと決めました」と笑顔で振り返った。

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2000年からの挑戦を数えるとかれこれ26年目を迎える息の長い選手である。

ところが昨年ACNツアーには12試合出場したものの賞金ランキング37位。QTはサード止まりで232位と今年は出場機会が激減。気づけば今年11月に50歳を迎え「今のゴルフで腕試しをしてみよう」と決意表明。こうして実力を知るためのプロテスト挑戦がタイミングよくやってきた。

人生2度目、28年ぶりになるプロテスト挑戦はプレ予選(6アンダー、8位)、1次予選(6アンダー、1位)、2次予選(8アンダー、4位)と順調に最終まで駒を進めている。

最終プロテストの第1ラウンドは4バーディ・2ボギーの68ストローク、2アンダー。

「この初日までどうにかプラン通りのプレーができている感じです。明日はどうしようかな」とゴルフが楽しくて仕方ない様子だが「プロテスト合格目指して、やり切ります。そしてPGAシニアツアーで同郷茨城の海老根先輩と戦いたい」と目を輝かせた。

シニア入りを目前にした金子のプロゴルファー計画は、これからも進化しつづける。

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