
シニアツアー第6戦「第12回マルハンカップ太平洋クラブシニア」の最終ラウンドが8月24日、静岡県にある太平洋クラブ御殿場コース(7,020ヤード/パー72)で行われ、首位と2打差3アンダーからスタートした矢澤直樹(54)が1イーグル4バーディ、2ボギーの68で回り、通算7アンダーで逆転優勝を飾った。娘・未羽さんがキャディを務め「娘から叱咤激励されて優勝できました」と優勝スピーチ。矢澤はシード資格ではなく昨年大会5位以内という成績の資格で本大会にスポット参戦しており、レギュラー・シニア両ツアー通じての初優勝に「僕なんかでいいのでしょうか」と戸惑う様子に会場は暖かい拍手が送られた。優勝賞金1000万円と、翌週からその年度までと翌年1年間のシード権も付与されることになった。
1打差2位に野仲茂(54)、平塚哲二(53)、さらに1打差の5アンダー4位には現在賞金ランキングトップを快走中の宮本勝昌(52)ら4名が並んだ。60歳以上のグランドシニアの部では秋葉真一(60)が通算6アンダーで優勝し120万円を獲得。ベストアマチュアには宇田川裕滋氏、著名人の部は広島東洋カープOBの前田智徳(54)が優勝した。
