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シニアツアー

〔倉本招待イーグルゴルフ/1R〕初代チャンピオンが64をマークし堂々の首位発進!宮本兄弟のラウンド実現「とても幸せな一日でした」

2025年07月25日
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初代チャンピオンの宮本勝昌が1イーグル・6バーディ、そしてボギーなしで逃げ切って、堂々の初日首位と連覇に向けて好スタートを切った。

「つえーな、宮本」と初日から言わしめた。ノーボギーでまとめた力を見せられたのは、兄である@勝幸さんとの幸せな時間も要因だった。勝幸さんはアマチュア予選会にチャレンジしており、3位通過で今回の出場資格を獲得している実力者でもある。「感無量という言葉が正しいか分からないですけど、こうして兄弟でプレーできました。父も観戦にきてくれて、とても幸せな 1 日でした。人生で一番良かったんじゃないかというくらいの 1 日でした」と宮本は嬉しさをかみしめていた。

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振り返れば、宮本勝昌にとってはなんとも奇妙、かつ不思議な一日だった。スタート1番ホールではガードバンカーからカップインイーグルを決め「こういうスタートをしたことが無かったので、できるだけ気持ちをフラットにするという、いつもとは逆の作業からスタートしたんですね。それは贅沢ですけど、結構難しい(気持ちの)入り方で、集中力を切らさないように意識していました」と振り返った。

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そして宮本兄弟でのシニアツアー初ラウンドも実現し、「兄のティーショットとかは心配しながら見ていました。もっと疲れるかなとも思いましたが、終わってみて清々しい気持ちです」と勝昌はすっきりした笑顔を浮かべていた。兄・勝幸さんは「(弟のプレーを)そんなに見る余裕なく、自分で精一杯でした」と苦戦したラウンドだったと苦笑い。

それでも勝昌は「ミスもあるでしょうし、緊張もすごく伝わってきましたけどね。1 番のティーショットは、センターに飛んですごく良い球を打っていましたし、随所でナイスショットがありましたよ。12 番でもバーディで、思わず両手広げて喜んじゃいましたね」と興奮する場面もあったようだ。


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札幌出身の父、そして妻。サポートしてくれているシーミュージックの社長はじめ、今回も大勢の宮本応援団が見守った。勝昌のワンショット、ワンショットには、ちゃんと応援団のエールが届いている。「せっかく初日良いスコアを出しているので、しっかりアンダーパーでまわりたい。優勝目指して最後まで集中してプレーして、期待に応えられれば」と決意をにじませていた。

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父・勝雄さんと一緒に。左が兄@勝幸さん、右が弟プロゴルファー勝昌