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【日本プロ/2R】鈴木晃祐が4つスコアを伸ばし2位に浮上「4日間回り切るためのトレーニング効果を実感している」

2025年05月23日
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第2ラウンドを5アンダー3位からスタートした鈴木晃祐が5バーディ・1ボギーの4アンダーで回り135ストローク、通算9アンダーとして2位に浮上した。

ツアー未勝利の鈴木だが、2022年に出場した「アジアパシフィックオープン」最終日に63をマークするなど爆発力も持ち合わせている。2023年にACNツアーで2勝をあげ、初シードを獲得。2024年は賞金ランキング38位で賞金シード資格を維持している。

鈴木は「ショットの調子はいい感じで回れているんですけど、パットがショートするところがあったので、そこが足りないところかなと」と振り返る。「今年は調子自体が悪くない状態でやっていたんですけど、関西オープンはちょっと噛み合わず予選落ち。でも全体的に調子はいいので、自分のゴルフをして結果的にこのスコアになったのかなという感じですね」と復調の兆しがある。

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ツアープレーヤーとして3年目の活動を迎えている鈴木だが、成績の安定性を求めるには、足りない要素も見えている。「オフはもちろんゴルフしていますが、少し数を減らしてトレーニングを増やすようにしました。安定性、飛距離を強化して、今シーズンに挑んでいます。トレーニングは週3回程度で。ジムは2時間弱くらい。下半身が安定してきたかなという感じです。スクワットや体が硬いのでストレッチメインで取り組んでいます。可動域を広げる意味もあります」とパフォーマンスを上げるためのトレーニングだと説明する。

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「ラウンド終わりに体が硬くなるというか、腰が痛くなったりがあったので。そういうところメインに4日間回り切るという意味でもやっています。それが今年は効果を実感していて、多少疲れはあるもののドライバーも安定しています」と明るい表情をみせている。

鈴木の出身である東北福祉大学ゴルフ部の同級生金谷拓実が海外で活躍をしていることも、モチベーションをあげてくれているという。「一番近くで見てきた選手が海外で活躍しているのは刺激的ですし、自分も追いつきたいと思いますね。そのためには、まず日本で1勝を目指して頑張りたい」と語気を強め、改めて決意を示したのだった。

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