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【日本プロ/事前】三甲谷汲に所属する上田諭尉はコースの顔として出場「自信あります、頑張ります」

2025年05月22日
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開幕を前に、大会コース「三甲ゴルフ倶楽部谷汲コース」に所属する出場プロをご紹介。岐阜県出身で3月に51歳を迎えた上田諭尉が主催者推薦を受けて大会に出場する。ツアー切っての飛ばし屋で、プロ6年目の2002年に初シードを獲得。2007年の開幕戦でツアー初優勝を飾り、7年シードを獲得している。

2024年には50歳という節目の年を迎え、シニア最終予選会に挑戦したものの46位と順位を上げられず、シーズン3試合に出場し賞金ランキングは62位に終わっている。2025年の最終予選会は42位と、シニアツアー出場の可能性は低いのが現状だ。「シニア最終予選で上手くスコア出せない。コースが苦手なんです。パープレーでいいって思っているのにね。来年頑張りますよ」とシニアツアー出場については前を向く。

上田が三甲ゴルフ倶楽部谷汲コースにお世話になって、かれこれ10年以上の月日が経つ。後藤会長が「なんか面白そうやね」っていうことでお声掛けをいただき、コースとの縁がスタートした。試合がない日はレッスンしたりセルフで担いでラウンドしたりと、谷汲でゴルフ漬けの日々を楽しく送っているという。

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その前に今回は所属するコースの看板として、待ちに待った日本プロに出場する機会に恵まれた。「当然、僕が一番コースを知ってる。自信あります。頑張ります。ただ、知りすぎてダメな場合もありますけど、警戒しながらね。頑張ります」と表情も明るい。

「谷汲の見どころはグリーンの硬さと速さと綺麗さ。大会がきまってからグリーンも芝も焼けたから、本当に大変な時期を乗り越えて、よくこの状態までキーパーが頑張ったと思いますよ。管理の人たちの頑張りはすごいんです」と改めてコースの仕上がりを評価する。そして「ここまで硬くて締まるグリーンに仕立てて、やっぱりやってくるな、うちのキーパーはすごい」と上田は胸を張る。

「所属を語っている以上、逃げられないから。真っ向勝負で腹くくってやります。当然プレッシャーはすごいっす」と本音も出る。コースにひとたび出れば「諭尉さん!諭尉さん!」と四方八方から声がかかる谷汲の人気者は、コースに恩返しの気持ちを胸に秘め、待ちにまった自慢の所属コース「三甲谷汲」で2度目の日本プロに挑戦する。

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