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【日本プロ/事前】明神会長が江崎岐阜県知事を表敬訪問「人生100年時代、ゴルフは健康なスポーツです」

2025年05月19日
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「第92回日本プロゴルフ選手権」を岐阜県で開催するにあたり、5月19日に明神正嗣PGA会長が岐阜県庁を訪れ、今年2月知事に就任された江崎禎英(えざきよしひで)岐阜県知事を表敬訪問した。地域スポーツ振興おける様々なゴルフイベントに対して、岐阜県には多大なる協力をいただいており、江崎知事には大会名誉顧問就任の承諾や大会副賞である地域の名産「飛騨牛10キロ」のご提供をいただいている。さらに岐阜県、揖斐川町、瑞穂市、本巣市の後援を受け本大会が支えられているのである。

明神会長は研修生時代に岐阜県瑞浪市にあるゴルフ場“日吉ハイランド倶楽部”で3年ほど研鑽を積んだという経緯もあり「プロテスト合格に向けて練習を積んだ思い入れのある土地が岐阜ということで、こうやって会長に就任し日本プロを開催できるというのは、岐阜とのご縁があります」と対談をスタートした。ゴルフの話題は先日女子ツアーで優勝した神谷そら選手におよび「土岐市出身の神谷選手が劇的な逆転優勝したことで、若い世代がかっこよい、憧れるゴルファー像が与える影響は大きいですよね」と江崎知事は笑みを浮かべる。

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江崎知事は合気道が趣味で師範の資格を持つ腕前。「私は武道をたしなんでいることもあり、指圧や整体の観点からしてもゴルフのティーショットの腰の型は腰痛対策に良いですよね。人生100年時代ですから、高齢者にとって健康なスポーツではないでしょうか。姿勢も良く、素晴らしいスポーツだと思います」とゴルフの魅力を感じていると話す。

また「子供たちにとってもメンタルを強くするスポーツは大事です。引きこもり傾向にある約35万人の子供たちに対しても、ゴルフを通じて彼らの居場所が提供できる可能性がある」と江崎知事は指摘。

明神会長は自身が地元高知でインドアゴルフスクールを経営していることもあり「実際に引きこもりの子供がゴルフを習いにきていますが、心身が成長している姿を見ています。はじめはひとりだったのに、だんだんとグループ化してくるんです。広い世代でゴルフは楽しめますし、100歳こえても充分できるスポーツですから、ぜひ多くの方にゴルフを味わってもらいたいのです」と希望がある。

ふたりのゴルフ話はジュニアからグランドゴルフまで多岐に渡り、対談予定時間いっぱいに渡って盛り上がった様子だ。

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岐阜県がある中部地区ではPGAジュニアリーグの活躍も目覚しく、2年連続で中部“ZASSO”(雑草)チームが優勝していることも、ゴルフ環境が整っていることの現れでもある。昨年の日本プロは岐阜県可児市(富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場志野コース)で開催され、岐阜での開催は今年で2年連続となることも、縁を感じずにはいられない。

「日本プロ開催を通じて、改めて自然豊かな岐阜の魅力を感じています。谷汲は綺麗な緑が広がる美しいコース。ジュニア世代から年配までゴルフを楽しんでいる方々には、ぜひコースに足をお運びいただき、プロゴルファーの球を見て、感じてもらえたら嬉しいです」と明神会長は声をはずませ、和やかな雰囲気で対談を楽しんだ。尚、江崎知事は大会最終日の表彰式に出席される予定となっている。

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