
〔2位 河村雅之 -7〕 209 (71・69・69)
自分なりに完璧に準備してきたつもりでしたが、試合に入ったとたん体が動かなくなって、変なショットしか出なくなってしまったんです。途中から右にも左にも出るようになって、だんだん怖くて振れなくなりました。変な反応が出て、不安で不安で。気持ちだけは大丈夫と自分に言い聞かせていました。
ドライバーが得意なのに、打てなくてね。ただパットが良かったので、スコアは助けられました。奥さんが背中を押してくれたことも、大きな力になりました。
今年こそ、どこかで優勝したい。しぶといって言われても、やります(笑)

〔3位 杉山佐智雄 -7〕 209 (68・68・73)
最終日のスタートは緊張していました。1番ホールのパッティングも手が動いていないなと思っていたのですが、次の2番ホールで70センチのパッティングを外して「緊張している」という状況を把握しましたね。ショットの状態は変わらなかったのですが、最終日にショートパットが決められず、スコアメイクができませんでした。結果はオーバーパーでしたが、当初の目標通り、スコアを意識して凌げたことは評価しています。
2週間後のシニア開幕戦は、自宅から20分くらいの会場で、参戦できることは非常に楽しみです。ダイナミックな景観のコースですから、視覚でしびれないよう楽しみたいと思います。

〔4位 デニー・チア -6〕 210 (72・69・69)
52歳でようやくシニアの試合に出られることになって、本当に夢のようです。マレーシア在住ですが、まだアジアのシニアツアーには参加したことがないです。地元の試合では、若い選手と戦うことはありますが、ようやく年齢にあった試合に挑戦することができて嬉しいです。
日本のスポンサーが応援してくれているので、その期待に応えたい気持ちです。
普段はレギュラーの時と変わらず、ジムに週3回いって、練習場やラウンドで腕を磨いています。だけどもう年齢も年齢なので、若いときよりもショット練習の球数はぐっと減らして、身体のことを考えるようになってきました。
昨年は1試合(日本プロシニア)しか出場できませんでしたが、今回チャンスをいただけたので、今年は出来る限り挑戦しようと思います。

〔5位 野上貴夫 -6〕 210 (71・69・70)
あー、本当に精魂尽き果てて、疲れました。
今年に入ってから7回、いぶすきで練習ラウンドさせてもらっていましたが、アンダーがでることがなくてがっかりしていたのです。最終予選会では3日連続でアンダーパーがでたので、片道5時間かけて練習に来た甲斐があったなと、ほっとしています。
予選会通過するために、身体も作ってきました。それといぶすきのグリーンはラインも読みにくいので、打ちたいところに打てることがまず課題だと思っていました。いぶすきのコースを知っているだけに、ショットよりもパッティングが重要なんです。部屋でパターマットを敷いて1メートルのパッティングを毎日2時間以上練習して、精度をあげてきました。自分のストロークで、試合で打てるかどうかにかかっていました。
だけど、トレーニングも練習もやりすぎは良くないですね。パッティング練習のしすぎで腰痛になりましたが、試合で結果がついてきたことは自信になりました。ゴルフは何があるか最後までわからないですし、やればやるほど難しい。だけどプロとして止まったら終わり。まだまだ進化し続けます。

〔10位 スティーブ・ホームズ -4〕 212 (71・70・71) ※会員外
日本の大親友でもある帯同キャディが今回とても頑張ってくれました。昨年の最終予選会では最終日に失敗。34位で終わったこともあり、雪辱を果たしたかった。
今年の予選会は、風と雨に耐えなければならない厳しいコンディションでした。最終日は5番から13番ホールまでが非常にタイトな時間でしたが、最後まで集中して71で回り、昨年のリベンジを果たすことができ、最高に嬉しい結果になりました。日本のシニアツアー参戦は念願だったのです。
ワイフがUCLAでゴルフコーチをしているのですが、日大の学生と交流があり、才能ある選手たちと接する機会を持てていることも、日本と距離の近さを感じているところです。
来週はカリフォルニアで行われるPGAチャンピオンズの試合に出場する予定です。昨年PGAアメリカの試合で上位に入ったことで出場資格をいただきました。日本シニアの藤田プロも参戦されると聞いていて、戦えることを楽しみにしています。全米プロシニアにも出場しますので、今年は充実した年になりそうです。

〔11位 斎藤光博 -4〕 212 (69・69・74)
2日目のドライバーショットがチーピンしかでなくて、なんとか凌いでスコアにつないだ感じでした。最終日も前日と同じ症状がでて、どうしようもなかった。最終18番ホールは刻もうと思っていたのに、ティーショットが良かったので無理してピン狙って・・・。そしたらグリーン手前にあるバンカーのあごにボールが突き刺さって、最後ボギーにしてしまったのが悔やまれます。ただ耐えて耐えて、凌ぎまくって、この位置で終えることができました。
昨年の最終予選会では23位でシニアツアーに参加させてもらいましたが、ランキングは66位でした。敗因のひとつは体調管理。ツアーで戦える体をつくらないとだめですね。練習だけでなく、コンディション調整を勉強しながら、シニアツアー2年目に挑戦します。

〔21位 東聡 -2〕 214 (77・66・71) 64歳
初日出だしから77。それは2ホール目でトリプル打ってから、今回厳しいなあって。それでも2日目は開き直って、良いパターが決まってくれて、頑張れるかなって思い直しました。
このコースは17番がどうもひっかかってイメージが悪くてね。悪いって思っちゃってるところもあって、3パットボギー。ここだけふっきれてないけど、
全体的に我慢しながら、最終日はやりきった感じです。また、いぶすきでプレーできるようにね。そして17番をリベンジします。

〔41位 有馬高志 +2〕 218 (74・74・70) ※TCP会員
自信ないままスタートしました。普段はレッスンが中心なので、ラウンドが出来てなくて。ようやく試合2日前に練習ラウンドで、ショットの手ごたえを掴み始めていました。
最終ラウンドの前半はショットが冴えましたし、パットもミドルパットが決まったりと4つバーディが獲れましたが、後半は思うプレーをさせてもらえず、最終ホールはダブルボギーにしてしまって、スコアを維持できませんでした。
それにしても大御所というか、すごいプレーヤーの中での予選会は緊張しました。この緊張感の中で先輩方は本当に優しく丁寧に対応してくださいました。だから安心してプレーできたことは大きな収穫になりました。また上位に入れるように練習を積んで頑張ります。