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生まれは台湾北部の淡水。16歳から生家そばの淡水GCで働き、その後同GCでプロとなった。1959年に東京GC(埼玉県)所属となって活動の場を日本に移し、同年の日本オープンで初優勝を飾ったのを皮切りに多くのタイトルを獲得した陳清波(ちん・せいは)氏が敗血症の為、1月14日に93歳でご逝去されました。慎んでお悔やみを申し上げます。
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●プロフィール 陳 清波(ちん せいは)
生年月日:1931年(昭和6年)10月1日(享年93歳)
入会日:1963年(昭和38年)12月1日
出身地:台湾
表彰:2014年 第3回日本プロゴルフ殿堂入り
●戦歴
・レギュラー12勝
日本オープン、日本シリーズ、関東オープン、関東プロ他
・シニア4勝
日本プロシニア、関東シニア他
・グランド、ゴールドシニア12勝
関東グランドシニア、日本グランドシニア、関東ゴールドシニア、日本ゴールドシニア他
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自身のゴルフ理論をまとめた「近代ゴルフ」(1960年発行)は多くのゴルファーのバイブルとなり、「ダウンブロー」という言葉を日本に浸透させた。ワールドカップ台湾代表として11回出場。マスターズには1963年から6年連続で出場し、すべて予選通過している。1978年に帰化しており、日本名は清水泰行。