「日本と韓国、プロゴルフ協会として手を携え協力していきましょう」。韓国プロゴルフ協会の会長(CEO)キム・ウォンソプ(Wonsup Mike KIM)氏、専務取締役(COO)Lee Woo-jin氏が12月3日に日本プロゴルフ協会本部を訪れ、明神正嗣会長と下田和則事業部委員長兼国際担当理事と面会し、日本と韓国のプロゴルフ現状と発展に向け話し合いの機会が設けられた。
キム氏は今年1月に韓国PGAの会長に就任したといい「会長としてルーキーイヤーに日本を訪れることができて嬉しい。日本はアジアでも特に注目の高い国ですし、日本の協会や連盟と協力関係を築くことで、日韓の友好関係をより強固に長く続く関係にしていきたい」と期待を寄せた。明神会長は「PGA会長としてお互い1年目ということで、私と立場が似ています。日韓のゴルフ魅力や活動を国内外にアピールすることで、ゴルフ普及の一助になれば嬉しい」と歓談した。
キム氏の韓国PGA会長任期は4年。就任初年度には韓国ツアーのリブランドを手掛け、選手が国際的に活躍できる環境を築いている。韓国PGAは約7300名のメンバー登録があり、ツアープロは2670名ほどを抱えている。インドアゴルフが普及している韓国ではレッスンプロの需要も高いため「日本と韓国は隣国ということもあり、様々な活動から一緒にゴルフを盛り上げていければ」とキム氏からの有用な提案を受け、来訪いただいた貴重な時間を分かち合った。