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シニアツアー 競技情報

【佐世保シニアオープン/1R】スーパーシニアは山本善隆が最終ホールでバーディ締めで73をマークし単独首位 2勝目を狙う

2024年10月12日
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「第11回トラストグループカップ 佐世保シニアオープンゴルフトーナメント2024」が長崎県にある佐世保カントリー倶楽部 石盛岳ゴルフコースで開催される。ゴルフ界のレジェンドだけで競われるエキシビジョン「スーパーシニアの部」(6,163yards/Par72)は12名が参戦。長きに渡りプロゴルファーとして戦い続けている、大ベテランが技の競演をみせてくれた。

スーパーシニアの部 第1ラウンド成績は こちら>>

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初日トップに立ったのは2022年のチャンピオン・山本善隆(73)。レギュラーツアー13勝を挙げている「関西四天王」のひとりといわれ、幼馴染の中村通(73)らと切磋琢磨しながらゴルフ界を盛り上げてきた。1972年に瀬戸内サーキット岡山で初優勝を挙げると、1975年にはサントリーオープン、ブリヂストントーナメント、エキスポカップトーナメントと年間3勝をあげている。また1980年には尾崎将司や、本大会にも出場している鷹巣南雄らとの大混戦を制し、日本プロゴルフ選手権で優勝。シニア入り後は米国チャンピオンズツアーにも挑戦しながら、日本でもシニア通算2勝をマーク。現在は73歳になりゴールドシニアとしても活躍中である。

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日中は5メートル近く風が吹き、コントロールが難しい状況ではあったが、最終18番ホールでは「エージシュートを意識した」と最高のティーショットを放ち、セカンドを1メートルに着けて楽々バーディを奪取。1オーバー73ストロークでのエージシュート達成は歴代優勝者としてのプライドでもあった。 

ただ「メニエル病みたいなのがひどくて、下を向いてから顔を上げると、強いふらつきがある」と不安を募らせる。20代のころ同様の症状に悩まされたが、一旦症状は治まっていた。それが先日風邪をひいて治りかけたころから、めまいの症状が再発した。「だからね、だめだったら途中でやめようと話していたくらいなんです。ごまかしごまかしだから、必死。それでも最後もいい上がりで良かった」と胸をなでおろした。

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「パッティングがね、良かった。2年前に勝った時と同じパターだから」。山本は2年前の最終日にはタイガー・ウッズの勝負服を身にまとって、スーパーシニアの優勝を勝ち取っている。もちろん今年も狙うは『優勝』しかない。