「第11回トラストグループカップ 佐世保シニアオープンゴルフトーナメント2024」が長崎県にある佐世保カントリー倶楽部 石盛岳ゴルフコース(6,688yards/Par72)で開催される。シニアプロ80名、スーパーシニア12名、アマチュア43名の総勢135名が参戦。会場の佐世保カントリー倶楽部は1957年に開場したコースで、九十九島を一望できる豪華な景色を持ち合わせるチャンピオンコースだ。
昨年大会では、最終日に通算11アンダーでならんだ塚田好宣と田村尚之がプレーオフを行い、1ホール目でバーディパットを沈めた塚田が優勝を決め、シニア2勝目を飾っている。
ディフェンディングチャンピオンとして挑む塚田が、一年ぶりに佐世保の地に帰ってきた。大会前日(11日)はプロアマ大会が開催コースで行われ、地元アマチュアゴルファーとのプレーを満喫した。塚田は「ここは思い出も、思い入れもある場所。先週からようやく良い流れになってきているかなという感じですし、今年も勝ちたいなと思います。今まで2年連続で勝った選手はいないということですし、ぜひチャレンジしてみたい」と言葉をはずませた。
昨年の優勝スピーチでは「佐世保のみなさんからいただいた応援が力になりました」と格別の思いを言葉に載せた。大会を通じて仲良くさせてもらっているという地元・佐世保の方々は、いつでも暖かく迎えいれてくれるという。「今晩も仲間のプロを交えて一緒に食事をする予定で、地元の力を頂いているって感じがします。それも楽しみのひとつですし、今週は特に大事な試合だと意識していますから、ここからスパートをかけていきたい」と自らを鼓舞する。
「優勝をねらいつつ、シニアツアー後半戦に向けて頑張ります」。塚田は相性の良い長﨑・佐世保の地で健闘を誓った。