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シニアツアー 競技情報

【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ 3R】55歳の手嶋多一が“おはようバーディ”からのラッシュで2位浮上 3年ぶりシニア3勝目へ「あしたは赤とシルバーで…冗談です!(笑)」

2024年10月05日
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オーケーパットのおはようバーディで迎えた55歳の手嶋多一は、そこから8メートル、7メートルの長めのパットを沈め、4番ではグリーンの左にこぼすも約4ヤードの位置からチップインして4連続バーディと前半からエンジン全開でのスタートとなった。 

きのうは強風ではあったが、30度と気温が高く、汗でゴルフウェアが濡れてしまうほどの高温多湿。しかしこの日は21度と一気に気温が下がっていた。「いまいちアイアンが寄っていかない。けっこう雨が降ったから難しかったです」と朝から雨が降り続け、難しいコンディションのなかで、6バーディ・3ボギーの「69」とスコアを伸ばして上位をキープした。

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しかし、雨と寒さから「バンカーからダフったり、9番のティショットでダフったり、やっぱり焦るんですよね。パパっと行きたいなって思って。そういうのがいけないんですよね」とスイングのリズムなどにも影響しミスが出ることもあった。 

「スイングとかボールまで行くときに焦る。ちょっとでも濡れたくないので(笑)」と悪天候ならではのミスに悔いが残る。それでもこの好スコアで上がれたことに「十分ですよ。きのうも目標が3アンダーと言っていたので、この天気だと思ってもいなかったし、うれしいですよ」と納得のいく一日となった。

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前回優勝したのは2021年の「日本シニアオープン」。トップと2打差のトータル8アンダー・2位で挑む最終日は3年ぶりのシニアツアー3勝目がかかる日となる。「そんなに甘くないですものね。シニアもいっぱい若い選手入っているし」。手嶋と1打差3位タイにいる51歳の宮本勝昌は今季2勝で、あすは最終組で優勝争いを演じることになっている。さらに、「66」をマークしてこの日の大会ベストスコアを叩き出した横田真一が5位タイと迫っている。「もう少し攻められるように。ティショット頑張りたいです」と意気込んだ。

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今大会の名前の副題にもあるウルトラマンが、この日は会場に約6体の歴代ウルトラマンが集結していた。最終日も現れる予定だが、「あしたは赤とシルバーで。うそ! 冗談ですよ(笑)その色持っていないですよ(笑)」と冗談を言い、報道陣を笑いに包んだ。あすは、どのようなゴルフウェアで登場するのか注目だ。

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