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【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ 2R】シニアルーキー古庄紀彦はデビュー戦で予選通過 「地元の応援が凄く嬉しい」

2024年10月04日
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今年のシニアプロゴルファー日本一を決める『第63回日本プロゴルフシニア選手権大会 TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP』の第2ラウンド。首位4アンダーからスタートした増田伸洋(51)と横尾要(52)はさらにスコアを2つ伸ばして6アンダーとし連日首位。先月の日本シニアオープン覇者・崔虎星(51)もスコアを3つ伸ばし首位グループに入った。1打差4位に昨年のシニア賞金王・宮本勝昌(52)、手嶋多一(55)、山添昌良(56)が続く。大会ホストプロの片山晋呉(51)は通算2アンダーで16位まで浮上。147ストローク(+350位までの62名が決勝ラウンドに進出した。森田徹が5番ホールでホールインワンを達成している。 

120名が出場している日本プロシニアは、予選ラウンドの2日間が終了し、いよいよチャンピオン決定戦がスタートする。62名の決勝ラウンド進出選手の中には、シニアトーナメントデビュー戦が日本タイトル戦で、予選通過を果たした3名の選手がいる。シニアルーキーでは3月の最終予選会で26位に着き、9月26日に50歳の誕生日を迎えた古庄紀彦(ふるしょう・のりひこ)がシニアデビューを果たした。

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古庄は大会開催コースのイーグルポイントGCから車で30分ほどの距離にある筑波カントリークラブに所属している。「筑波CCの次にイーグルポイントをよく知っています」と大会前日は自信をのぞかせていたが、シニアデビュー初日は2バーディ・3ボギーの1オーバー73、51位と会心のプレーとまではいかず、シニアの洗礼を浴びた。「パッティングが決まらなかったです。通常営業とは違うピン位置で、チャンスには着けられたのですが、読みづらいラインが多くて。パターで守りにいってしまった」と振り返った。

第2ラウンドでは慎重なゲーム運びで2バーディ・2ボギーのイーブンパー72、スコアを獲りにいきたくてもいけない、我慢比べの苦しい一日だったが、通算1オーバーと36位まで順位を上げ決勝ラウンドに進出した。

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「コースを知っている分だけリスクを回避しようとしてしまっていました。明日からは思い切り寄せにいきます。ひとつでも順位をあげたい」とようやくプレッシャーから解き放たれた様子で予選通過を喜んだ。地元ということもあり、この日も応援団が10名ほど駆けつけてくれたという。「直接の応援、嬉しいです。決勝ラウンドも駆けつけてくれると思いますし、ぜひ良いパフォーマンスを見てもらいたいです」と言葉を弾ませ、ルーキー古庄は飛躍を誓った。

シニア初出場で予選を通過した選手には、アメリカ出身のスティーブ・ホームズ(52)、マレーシア出身のデニー・チア(51)という2名がいる。この2人のインタビュー動画はPGAオフィシャルインスタグラム、シニアツアーfacebookページで紹介している。