今季シニア第6戦目「コマツオープン2024」の最終ラウンド。連日首位の平塚哲二(52)が6バーディー・1ボギーの67をマーク、通算15アンダーまでスコアを伸ばしてシニア初優勝を飾った。優勝賞金1500万円、副賞にはコマツミニ建機と九谷焼が贈られた。平塚は賞金ランキング4位に浮上した。最終ラウンド首位タイからスタートしたプラヤド・マークセンが本大会4度目の2位。片山晋呉は18番でボギーを叩き3位に終わった。また倉本昌弘(68)が第2ラウンドに続き、68ストロークでエージシュートを達成。室田淳(69)は67ストローク、本大会最高齢出場の髙橋勝成(74)も72ストロークで回り、最終日には3名のベテランがエージシュートを達成し大会を盛りあげた。
18番ホール3打目、ピンまで40ヤードのアプローチをピタリと寄せてバーディフィニッシュ。「あのアプローチは平塚の真骨頂だ」とプロ仲間に言わしめるほどの絶好のショートゲームを披露した。平塚の師匠である太田了介が本大会の91年,94年大会覇者(佐原スプリングス)で「いつか同じ大会で優勝したかった」と目標にしていた大会で叶えたシニア初優勝。「50歳すぎても名前を呼んで応援してもらえるだなんて、シニアツアーくらいしかないし楽しいので、ぜひこれからもシニア応援してください」と表彰式で満面の笑みを浮かべた。
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