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シニアツアー お知らせ

〔コマツオープン/前日〕上田諭尉がコマツオープンでシニアデビュー「一緒に試合に出るのは初めて」の大先輩とは

2024年09月04日
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今年39日に50歳の誕生日を迎えた上田諭尉(ゆい)が今週の「コマツオープン」でシニアデビューを果たす。上田は岐阜県出身で、2007年の「東建ホームメイトカップ」でレギュラーツアー1勝を挙げている。今年3月に鹿児島県のいぶすきゴルフクラブで行われた「PGAシニアツアー予選会・最終予選」では44位に沈み出場権を獲得ならず。今大会には主催者推薦で出場する。

QTは調子がいいのにスコアが出せなかった。ショットは良かったのに、グリーンがね……」。いぶすきGCはかつてレギュラーツアーの「カシオワールドオープン」が行われた会場で苦手意識はなかったが、癖のあるグリーンに手を焼き、思うような結果とはならなかった。さらに、「予選会という雰囲気にやられた」と振り返る。レギュラーツアーのQTには毎年挑戦しているが、ほとんどの選手は年下。シニアでは打って変わって年上ばかりとなるのだ。

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会場に入ってからは先輩プロたちに挨拶して回り、「『もうお前も50か』とか『挨拶が遅いんじゃ』とか、いじられています」と笑いながらも、「みんな顔を知っているから、シニアの方が面白そう。レギュラーだと分からないから」と、シニア参戦を楽しみにもしている。

そんな上田が「僕がレギュラーに出ていた頃はもう解説をやっていたので、一緒の試合に出るのは初めてじゃない
かなと」と語るのは、専修大学の先輩に当たる羽川豊。1981年の「日本オープン」をはじめ、ツアー通算5勝を挙げている日本最強レフティは、大会前日の練習ラウンドでは上田の2つ前を回っていた。

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今大会のあとは来週の「日本シニアオープン」、10月の「日本プロシニア」の出場が決まっている。その他「ファンケルクラシック」はチューズデートーナメントから本戦出場を目指す予定だ。「上位に行きたいのは行きたいですけど、そんなにゴルフは甘いもんじゃない。まずはシニアの雰囲気に慣れること。若い方は有利だけど精神面は有利じゃない(笑)。来週の日本シニアオープンや、日本プロシニアもあるので、ちょっとずつ良くなってくれたらいい。僕の中では開幕戦なので」と、デビュー戦に多くは望んでいない。

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3試合で50位以内を目指します」。今年はわずか3試合の出場しか決まっていないが、全日程を終えて賞金ランキング30位以内に入れば来季のシード権、同50位以内に入れば来年3月の「最終予選会」の出場権が手に入る。今日の練習ラウンドではピンまで190ヤードの12番パー3のティショットを、5番アイアンで高い球を打ってキャリーで越えて見せた豪快なショットは健在。大先輩とのプレーも楽しみにしながらデビュー戦に挑む。

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