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〔マルハン太平洋シニア/1R〕今井克宗が7アンダー2位に「ロッジ効果」がテキメン!怪我に向き合いながら上を目指す

2024年08月24日
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「北海道で少しケガしていて、ようやく7、8 割くらい回復してきました。足からおしりにかけて痛めて、ずっとテーピングしています」と話したのが、7アンダー64で回ったラ・ボンバこと今井克宗(52)。初日2位タイと好スタートを切った。怪我の功名なのか「打てばうつほどピンに寄っていくし、なんでだかわからない」と好調な一日を不思議がる。 

 

「全体的にラッキーなことが多かったんですよ。あと2ミリディボッドにはまりそうだったり、ティーショットもフェアウェイに置けましたし、アイアンも縦距離が合いましたしね。ホールアウト後に雨が降ってきたし。有難いことづくし」とビックスマイル。今井は自分に特別な飛距離があるわけでもないので、中堅の選手にとっても不利なくスコアメイクしやすいコースだと分析していた。

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初日に7アンダーを出せたことについては「自分は目標を立てて良い結果が出せるような選手ではないので、とにかく一打一打、一生懸命にやるだけなんですよ。だけど今回は怪我もしているのになんでだろう・・・って考えたら、コースロッジに宿泊させていただいてるので、すごく時間の使い方が効率いいし、車を運転しなくてもいいので身体にも負担がかからない。ここに泊まっていなかったら5打は違います」と好スコアの要因は「ロッジ効果」だったと合点する。

 

 

今井は今年3月のシニア最終予選で10位に入り、今シーズンのシニアツアー出場資格を獲得した。自信も期待も抱えて挑んだ開幕戦は53位。第2戦では67位と成績は低迷。不調な時期が続き、色々なトレーニングや練習法を気にするようになった。ツアーの中休み時期に、Youtubeで海外ツアー選手・ブライソン・デシャンボーのトレーニングを発見。早速真似してみたところ、不運にも脚を痛めてしまった。「練習の成果がすぐに結果につながるタイプではないとわかっているんだけど怪我しちゃいまして」と残念がった。無理を押して出場した先週の大会では81位とショックを隠し切れなかったが、今週のマルハン太平洋では、イマカツが息を吹き返し2位と上々の出来だ。

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「先週に続き洋芝2試合目なので、テーピングしながらですが、先週の反省が活かせたかなと思います。アイアンのコンタクトが悪くて、重心の位置とか切り返しとかを考えながらプレー進めていました」と振り返った。「ムリはしませんが、なるべく上に行けるように頑張ります。それにゴルフ場にロッジついていたら、これから絶対にロッジ泊おすすめします。身体の疲労度がこんなに違うなんて嬉しい」とイマカツはニヤリ。首位の伊澤と2打差は、シニア初優勝を狙える絶好のポジションについた。

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