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ジュニア お知らせ

〔PGAジュニア選手権/前日〕多くのプロゴルファーが誕生している「ジュニア選手権」は今年で7回目の開催、太平洋C益子PGACで熱い夏の団体戦がスタート

2024年08月18日
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「PGAジュニアゴルフ選手権 太平洋クラブカップ」が8月19、20日に栃木にある太平洋クラブ益子PGAコースで行われる。全国8地区が地区の名誉をかけて戦うチーム戦。地区の代表選手は中学から高校という幅のある年齢から男女各8人ずつが選抜され、計16人の団体戦で競う。前日の8月18日は30度を超える暑さの中、汗をぬぐいながら和気あいあいと練習ラウンドを行った。

 

今年で7回目の開催を迎えるジュニア選手権。2016年に第1回大会が行われ、初代地区優勝を飾った「関西チーム」メンバーには岩田大河、砂川公佑、竹山昂成、古江彩佳、安田祐香とプロゴルファーとして現役で活躍している選手が出場。また中国地区代表として久常涼、渋野日向子という世界レベルの選手もリスト入りしている大会だ。蟬川泰果は団体戦で優勝(17、18)しており、山下美夢有(17、18)、西村優菜(18)も同チームメンバーで喜びを分かち合った仲間でもある。2019年大会では宇喜多飛翔、大嶋宝、大嶋港の兄弟、川崎春花、桑木志帆といった名前も見受けられる。ジュニア選手権卒業生たちは、その地区を代表するプロゴルファーとして際立った活躍を続けているのだ。

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今大会には、先週16日に終了したJGA主催の日本ジュニア選手権で、男子15-17歳の部で優勝した西山陽斗(四国学院大学香川西高2)が四国地区、女子15-17歳の部で優勝した長澤愛羅(ルネサンス高等学校2)が関東地区代表で出場。今年も各地区からレベルの高いジュニア選手が集結した。ジュニア大会ではストローク方式が多いため、団体戦を楽しむ機会が少ない中、この試合に出場したいとアプローチする選手も各地区にいるという。地区選抜で選ばれたという誇りを胸に、今夏最後の試合を全員で戦い抜いていく。

 

 

***競技方法は?***

 

 競技はスクランブル方式のホールマッチによるポイント争奪の団体戦。1チーム男女別2人1組の4ペアとなり各地区8ペアに分けチーム対戦する。スクランブル方式では、ペアの2人ともティーオフし、その後一番良いボールを選びプレーする。この進行はホールアウトするまで続けられる。グリーン上では2人のうちどちらかを選択したボールをマークして、ホールに近づかず6インチの範囲以内にプレースして、そこから2人がプレーする。

 

 

 ポイントはスコアで勝ったホールに3ポイント、負けた場合は0ポイント、引き分けは双方1ポイントとなる。8ペアがそれぞれ獲得した合計ポイントがチームポイントとなり、ポイント数の多かったチームが勝利する。ペアごとの対戦の勝敗数ではなく、チーム全体の8ペアで挙げた総ポイントで争う。大会スケジュールは初日の19日に1回戦(午前9ホール)が行われ、そこで勝った上位4チームが2回戦(午後9ホール)に進出し、上位2チームが、20日の決勝戦でプレーすることができる。まずは1回戦の9ホールで勝つことが運命を方向付けることになる。

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 1回戦の対戦地区は大会前日の朝に抽選が行われ、以下の組み合わせが決定した。

 

A- 北海道vs東北

B- 中国vs九州

C- 中部vs四国

D- 関西vs関東

  1回戦の組合せスタート時間はこちら>>>


 

地区で色を揃えたユニフォームも大会の見どころ。2年連続2位の四国地区がリベンジするか、前年覇者の関東地区がタイトルを防衛するか、最多優勝回数(4回)を誇る関西地区が強さを光らせるか。今年もスターが勢ぞろいしたPGAジュニア選手権。中学生、高校生の混合チームが一丸となって、ひとつずつ上を目指していく新しいストーリーが誕生する。