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日本プロ

【日本プロ/FR】最後の最後まで優勝争いを演じた蟬川が1打及ばず2位も今季ベストフィニッシュを飾る

2024年07月07日
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あと一歩のところで、日本タイトルを逃した蝉川泰果は日本プロ2年連続で2位に終わった。「このチャンスは中々巡ってこないと思います。来週また巡ってくるかといったらそんなこともないと思うし、このチャンスをしっかりモノにしたかったというのはあります」と悔しさは否めないが、今シーズンこれまで7戦出場した中での2位タイはベストフィニッシュとなった。

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暑さの中で優勝を狙い、最後まで首位の杉浦を追い込んでいった蝉川の姿勢は、見ている側を圧倒するほどの集中力だった。「最後の最後まで追いつこうと思っていました。18番のセカンドショットのシーンでワンピンに絡められなかった悔しさはあります。プレッシャーかかった場面で上が力んじゃう部分も今日気付きました。(追いつくことのできた)バーディーパットも悔しいですし、いろんなホール悔しいです。その中でもメジャーのタフなセッティングの中で去年と同様の 2 位タイで終われたのは成長してきていると感じています」。連日の好ゲームから注目を浴び、「優勝する」と口にしていた蟬川。ホールアウト後のインタビュー中も、悔しさをぐっとこらえながら言葉を選んで、自らを鼓舞していた。

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ISPS HANDAの御殿場あたりから調子は悪くなかったので、それが段々良くなってきてはいました。ただ要所要所のアプローチだったり、パッティングだったり、去年と比べて決めきれている部分だったり、セーブ出来ている部分が少ないです。アイアンもそうですけど、もうちょっと自分の思うようになっていけば去年以上の姿を見せられるんじゃないかなと思います」と怯むことはない。

蝉川はこの悔しさをバネに、さらに磨きをかけたパフォーマンスを見せることを誓った。

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