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【日本プロ/3R】前年覇者・平田憲聖は今年初、万全の暑さ対策で6バーディーの猛チャージ、首位と10打差も「攻める姿勢で」

2024年07月06日
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昨年大会の覇者である平田憲聖が、第3ラウンドを6バーディ・ボギーフリーで回り通算8アンダーとし、41位から16位へジャンプアップ。平田は第2ラウンドでもボギーフリーのラウンドを成功させており、日本プロチャンピオンのプライドを示すことができた。

「実は」と切り出した平田。「昨晩は熱中症っぽいのかわからないのですが、体調が悪くなって熱がでてしまって。一晩寝たら良くなったのでこうして参加できたのですが、さすがに昨日の午後スタートは暑くてしんどかったです」と打ち明けた。

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体調に不安を残しつつ、平田なりに暑さ対策を万全に講じて第3ラウンドがスタートした。平田は朝8時10分にスタートしたが、太陽が顔を出し気温は30度を超えていた。平田にとっては今年初の熱中症対策。こまめに日傘をさすこと、こまめに水分をとることを意識することで、ゲームにも集中することができるようになった。

10番ホールからスタート。
12番パー5では4メートルのバーディを決めると、14番パー4ではバンカーショットから1.5メートルに着け2つ目のバーディ。期間中難易度がナンバーワンの18番パー4では、セカンド残り190ヤードから7番アイアンでピンまで5メートルに乗せて、3つ目のバーディを奪取した。

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平田は「トップと差はかなりあるので、ボギーになってもいいからとにかく攻めて、攻めるプレーをする」と決め、後半に入っても暑さを凌ぎながら集中力を研ぎ澄まていく。アウト2番で3.5メートル、5番では4メートル、続く6番で5メートルとひとつずつパッティングの精度を上げて66をマーク。「途中から2桁アンダーも照準に入りましたが、ちょっとしたパットやショットの妙でスコアが変わる中、猛チャージはできたかと思いますし、明日につながる内容でした」と一日を振り返った。ディフェンディングチャンピオンならでは、連日のパーフェクトゲーム。トップとは10打差あるが、平田らしい粘り強いプレーでギャラリーを沸かせてくれるはずだ。

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それにしても熱い空気が漂う一日。平田は「僕たちはドリンクを取ったり対策を取りやすい環境ができているのですが、これだけ大勢のギャラリーのみなさんが、暑さの中で観戦していると思うと心配にもなって。日傘や水分補給も含め、くれぐれも対策をしっかりとっていただきたいことも、一緒に伝えてもらえたら安心です」と柔らかい表情を見せた。

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選手は会場でお会いするギャラリーの方々にはプロゴルファーならではの技と、リアルな元気を見てもらいたい。週末も厳しい暑さが予想されるので、決して無理せずに休息をとり、フジカニでの観戦が楽しいものになることを期待する。