昨シーズンは9月のABEMAツアー『ダンロップフェニックスチャレンジ』で逆転優勝を果たすと、優勝特典で出場した『ダンロップフェニックス』では史上7人目のアマチュア優勝を成し遂げたのが杉浦悠太だ。今年3月に日本大学を卒業後、レギュラーツアーに本格参戦。ツアー1年目の参戦に注目が集まる選手のひとりである。
これまで9試合に出場し、関西オープンの2位が最高順位。5度のトップ10入りを果たすなど賞金ランキング8位に着けて、シーズン前半としては順調な滑り出しをみせている。
杉山の第1ラウンドは午後12時55分にスタート。うだるような暑さの中でのプレーは選手を苦しめる。そんな中で杉浦は6つのバーディーを仕留め、午後組では唯一の65をマークし首位グループに入った。
「ゴルフが上手くいきました。ティーショットをミスしても、セカンドでグリーン狙えないところでも、50ヤード、100ヤードくらいからパーが獲れたりで、耐えることができました」と胸をなでおろした。「セカンドラフは難しいのですが、上手くグリーンに乗せてパーを拾えたのが大きかったです。だけど毎回パーが獲れるような場所ではないので、行ってはいけないところを気を付けたい」と警戒し、第2ラウンドが試金石となる。