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【日本プロ/事前】新人戦覇者の河合和眞は地元の声援をもらい、全力で戦うことを誓う

2024年07月03日
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「2023年日本プロゴルフ新人選手権大会」で優勝し、本大会への切符を手にしたのが、河合和眞。愛知県にある犬山カンツリー倶楽部に所属して1年目、プロテストは5回目の挑戦で合格した。「プロテスト5回中、最終プロテストは4回も経験しました。日本プロが地元コースということもあり、新人戦で優勝して出場資格を取ることだけを考えていました」と当時を振り返った。それは有言実行となり、プロ初優勝は新人戦タイトルで、日本プロ出場資格を獲得した。

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新人戦優勝後、河合は朝から晩まで毎日大好きなゴルフ漬けだった。所属している犬山カンツリー倶楽部(愛知県犬山市)で練習を重ねながら、ラウンドレッスンからバック運び、キャディーをやらせてもらったりと充実した日々を送った。河合が懸命に日々練習に取り組む様子は、犬山カンツリー俱楽部にとっても大きな励みにもなっていた。「地元開催ということもあり、実はコースのみなさんがマイクロバスで応援に駆けつけてくれるそうなんです」と照れくさそうに話してくれた。「だから僕の組に、ごそっと応援団がついているかもしれませんね」と笑顔で答えが返ってきた。

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待ちに待ったプロのデビュー戦。「ベストパフォーマンスを出したい」という思いが強くなるが、秘策も用意した。「ずっとお世話になっている地クラブメーカー『Zodia』の社長(宮地啓介さん)が帯同キャディーとしてサポートしてくださることになりました」と笑顔を見せる。「やるだけのことは準備してきました」と自信ものぞかせる。「得意クラブのアプローチやこのコースはフェアウェイキープが必須なので、まずはドライバーショットの精度をあげる練習をメインにしてきました。志野コースではこれまで4度練習ラウンドをしましたが、今日の練習ラウンドではやったことのないようなラフの長さでびっくりしました」と発見もある。

「これまでの練習量と経験値を生かして対策を練りますね」と今は試合が始まるのをワクワクしながら待っている。大会当週の月曜は大雨の中でも18ホールを完走し、火曜に9ホール、水曜も18ホールと連日のラウンドとレンジでの練習を重ねる。連日に及ぶラウンドも大好きなゴルフだから全く苦にならない。「とにかくベストを尽くします」と新人戦チャンピオンは穏やかに微笑んだ。

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