海外シニアメジャーの全米シニアオープン(UAGA主催)がアメリカのロードアイランド州にあるニューポートカントリークラブ(6,954yard/Par70)で30日に最終ラウンドが行われていたが、会場周辺の雷雨により最終ラウンドが中断され、プレー再開は不可能と判断。2016年大会以降の翌日サスペンデッド決定が発表された。最終ラウンドの日曜スタートは濃霧により 2時間遅れとなり、出場選手 71 人のうち 11 人だけがホールアウトしている状況だ。
第3ラウンドを終えて単独首位に立っている日本シニアツアー代表選手の藤田寛之は最終組でプレー。バックナインに入った10番ホールをパーで終えて、藤田はイギリスのリチャード・ブランドに3打差でリーダーズボードのトップに立っている。最終組が11番のティーショットを打ったところでサスペンデッド決定した。藤田はフロントナインで3バーディー・1ボギーの33で回り、大会完全優勝に向けて好調なプレーを続けている。井戸木鴻樹に続く海外シニアメジャー制覇2人目、USGA主催競技では日本男子初のタイトル獲得を目指す戦いは翌日に持ち越されることになる。
宮本勝昌は1バーディー・2ボギーでプレーを終え、中断決定のタイミングでは40位タイとなっている。