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シニアツアー

〔スターツシニア・2R〕宮本勝昌が連日の首位を守りシニア4勝目にリーチ 全米シニアオープンに向けての実力試し

2024年06月15日
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初日首位発進の宮本勝昌が7バーディー・ボギーフリーの内容でさらにスコアを伸ばし、通算13アンダーまでスコアを積み上げ、連日首位の座を守っている。宮本にとって2023年シーズンは8月のファンケルクラシックでシニア初優勝を挙げ、10月の福岡シニアオープン、さらにシニアツアー最終戦のいわさき白露シニアで優勝し、シニア賞金王の座を射止めた。今年はシニア参戦は3戦目で、4勝目にリーチをかけている。

「ゴルフはずっとうまくいっていますが、課題は山積です」とこの状況に決して満足していない様子。「昨日に比べてナイスショット出ていましたけど、うーん。うまく行かないときの方が多いです。やりたいことができない歯がゆさはあります。練習ではできて、なんで試合ではできなんだろうというのがあるんです」と本人は首をかしげるが、そこはこの2日間でボギーなしという結果をみれば、今の宮本が調子を上げているということに尽きる。

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「なかなか毎日100点のゴルフを続けるのは難しいですけれど、明日は及第点が出せるようなゴルフができればいい」というところに宮本は言葉を留めるが、よどみなくゲームは流れている。

宮本は2週間後に全米シニアオープン(ロードアイランド州ニューポートカントリークラブ)へ参戦が決まっていることも、今の高いモチベーションを保っている理由のひとつ。「明日(最終日)は自分のやりたいことをやりきるのが大事だと思っていますし、納得・・・じゃないな、課題に向き合って試合でクリアできるようにしたい」と目標を掲げた。キング・オブ・シニア宮本が完全優勝を射止め、米国シニアメジャー挑戦に向けて実力を示したいところ。ここで自信をつけることができるかに注目が集まる。

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