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シニアツアー お知らせ

◇すまいーだカップ◇2R◆兼本貴司が首位と5打差で最終日へ 開幕から2連勝へ可能性残す「ティショット次第」

2024年05月31日
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4月に行われたシニアツアー開幕戦の「ノジマチャンピオンカップ箱根 シニアプロゴルフトーナメント」を制した兼本貴司。今大会でも2日間連続で60台をマークして、首位の片山晋呉とは5打差のトータル7アンダー・6位タイと、優勝が狙える位置で最終日に進む。

今シーズンだけを見れば順調に見える兼本だが、昨シーズンは苦しい時期を過ごしている。22年はシニアツアー初優勝を挙げて、賞金ランキング3位と躍進したが、昨年は優勝争いに絡むことができず、賞金ランキング33位で同30位までに与えられるシード権を逃してしまった。

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オフは「予選会に向けて多いときで19時間、平均5時間」練習やトレーニングに打ち込んだ。その成果もあって、もともと飛んでいたドライバーの飛距離は「平均303ヤードから313ヤード」にアップ。3月に行われた「PGAシニアツアー予選会・最終予選」を見事トップで通過して、今季の職場を確保した。

1勝とシード」を目標に掲げてシーズンに入ると、開幕戦の優勝でいきなり達成。今週からは「アメリカに行ける4位に入りたい」と、来年の「全米プロシニア」と「全米シニアオープン」の出場権が与えられる賞金ランキング4位以内を目指している。

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開幕戦では優勝賞金1000万円を手にしているが、今大会も同じく優勝は1000万円と高額。少しでも上の順位に入って賞金を積み上げておきたいところだ。「状態はまずまず。長いものがもうちょっとコントロールが利いたら面白いと思う。僕の場合はティショットを無難にこなせたら、ある程度流れが来るのかな。明日はティショット次第ですね」。持ち味の飛距離を生かして、2連勝なるか。