今季シニアツアー第2戦「すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント」の第1ラウンドがイーストウッドカントリークラブ(栃木)で行われた。7バーディー・ノーボギーで回り、キング・オブ・シニアの貫禄をみせつけたのが大会初代チャンピオンのプラヤド・マークセン(65)。1打差の2位タイグループに谷口徹、寺西明、手嶋多一の3人が続き、5アンダー・5位タイには、前年覇者の増田伸洋、飯島宏明、桑原克典、ソク・ジョンユル(韓国)がひしめいている。
マークセンは先日母国のタイで試合に参加した際にもノーボギーゲームを達成していたといい「日本に入っても良い調子が続いています。それは天候もタイほど暑くないですし、コースコンディションが良好でした」と頬を緩ませた。
マークセンは2017年大会の初代チャンピオン。コースとの相性も抜群で、2018年を除くとすべてトップ10入りを果たしている。だからこそゲームマネジメントもできている中で「最低限、ティーショットはフェアウェイに置いて、ゲームを優位に進めようと思っていました。明日は天気が悪そうなので、早めにスコアの貯金を作りたいなという意識でした」と振り返った。
鳴りを潜めていたマークセンだったが、マネジメントのイメージが作りやすいすまいーだカップで、アクセルを踏み込んできた。