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競技情報 グランドゴールド

【船橋CC杯関東ゴールド/FR】長谷川勝治がベストスコアとなる66をマークもプレーオフで敗れる

2024年05月15日
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「悔しいね。2ホール目の18番で決めておきたかったね」。プレーオフで敗れた長谷川勝治(78)はクラブハウスに戻ってくると仲間やゴルフ場スタッフから“お疲れ様”や“よく頑張った”と労いの言葉を受けた。

「でも3年も大会をやってくれている社長にやっと恩返しができたよ」。表彰式の船橋カントリークラブ小倉社長の言葉でも「まだ胸がドキドキしています」と話したように、所属プロ長谷川の健闘ぶりに興奮していたことがわかる。

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 第1ラウンドを2オーバーで終えた長谷川は最終組から4組前でプレーした。前半は2番、4番、6番、9番でバーディーを奪い、通算2アンダーまで戻した。「昨日の首位5アンダーでしょ。後ろは伸びているから」。後続の状況はカートのナビで確認はできたものの、スコアを気にしてなかった。

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 インコースに入ってからは10番でバーディーを奪い、15番パー4ではフェアウェイから残り100ヤードのセカンドショットを50度ウェッジでカップインさせてイーグルを奪った。「そこでナビ見たら、後ろも伸びてなく、残り3ホールは久々に試合の緊張感を感じちゃって、シビれたね」。トップを意識したことで、一気に昔の感覚がよみがえるのもレギュラーツアー、シニアツアーを戦ってきた選手ならではだろう。

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「でも一昨日話したよね。普通にやれば、今回のセッティングだったら、66ぐらいは出るよと」。最終ラウンドは満足のいくプレーはできたが、プレーオフでは悔しかった部分も残る。でも所属プロの優勝争いでゴルフ場は盛り上がっていたのは間違いない。所属コースでの大会開催で毎年プレッシャーも感じていたが、この雰囲気を作れたこともコースへの一番の恩返しだったに違いない。