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競技情報 グランドゴールド

【船橋CC杯関東ゴールド/前日】千葉の名門・船橋CCを舞台に68歳以上の関東チャンピオンを決める大会が開催

2024年05月13日
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 68歳以上のプロゴルファーが競う「船橋カントリークラブカップ 関東プロゴルフゴールドシニア選手権大会」が5月14日、15日の2日間、千葉の船橋カントリークラブで開催する。大会ホストプロでコース所属の長谷川勝治(78)をはじめ、前年覇者・尾崎健夫(70)、安田春雄(81)、海老原清治(75)、室田淳(68)、牧野裕(68)というベテランプロ96名、アマチュア4名が出場する。

 昨年の本大会は尾崎健夫が初日6アンダーで首位スタート。最終日も首位を守り、完全優勝で大会初優勝を飾り、2位には4アンダーで室田淳、海老原清治が続いた



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 大会前日となった13日は指定練習日であったが、早朝より雨が降り続き、今年一番の大雨になるという予報が出ていた。コースに来場した選手は20名程度、多くの選手が練習ラウンドをキャンセルし、明日からの大会に向けて、自宅やホテルでの調整を行った。

 そんな中、雨風強いコンディションでも大会ホストプロとなる長谷川勝治はハーフラウンドを行い、プレー終了後に大会について話を聞いた。

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 「うちのオーナーが船橋での大会開催を快く引き受けてくれて、同世代の選手たちも、船橋で開催するなら、多くの選手が出場すると話してくれました」同窓会ではないが、昔から一緒に戦ってきた仲間たちと1年に一度プレーできることは、長谷川にとっても感慨深いようだ。

「コースセッティングもある程度、任せてもらっているので、みんなに楽しんでもらうことを重視してセッティングにしています」。選手からの声も大切しており、去年までは2番ホールはレディースティーを使用して338ヤードパー4としていた。「パー5の方がいいのではという意見もあって、452ヤードのパー5にしています。今日も雨だし、13番ホールのティーも一つ前を使用するように、競技委員長にお願いしました」。2グリーンで砲台となるグリーンからのレイアウトには、スコアに苦労することが予想されるが、あくまでも”楽しんで2日間プレーして帰ってもらう”ことが感じられるセッティングとなっている。

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「室田、尾崎健夫ら実力者もいるけど、コースを良く知っている海老原、横島にもチャンスがあるんじゃないかな。初日も大事だけど、大逆転も考えられるし、面白い試合になるといいね」2日間大会ということで様々な展開が期待できる。実力者もしくは地の利を生かす者が優勝するのか、3回目となる船橋での戦いは誰の手に。尚、第1ラウンドとなる14日は天気が回復し、晴れの予報となっている。