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ティーチングプロアワード

最多得票で町田祐基が最優秀賞!ティーチングプロアワードファイナリスト

2024年05月09日
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今年で15回目を迎えた「PGAティーチングプロアワード」は、4月上旬から半月にわたりインターネット配信を通じて、一般やメディアの方々からたくさんの投票をいただくことができました。


本年度は、投票の結果『ゴルフパフォーマンスに影響する視覚機能の評価と改善方法について~効き目の依存がアドレスやクラブ位置に与える影響~』をテーマに取り上げた町田祐基会員が最優秀賞に選ばれました。町田会員には賞金100万円とトロフィーが贈られました。またファイナリストの高野逸夫会員、北山雄一郎会員には優秀賞が授与されました。


松尾貴將資格認証部委員長は「構えと動きの安定(バランス)、そして力強さ(飛距離)に関する研究です。その中で最優秀賞は眼の機能(利き目)によってアドレス時のボールの見え方、スイング時の動きが変わることに着目し、両眼視することで左右のバランスを整える方法を説いた町田氏が受賞しました」と総評。また優秀賞を受賞した高野会員については「スイング中の重心位置(みぞおち付近)を安定させることが“安定した良いスイングを導く”という理論」ということ、北山会員に関しては「縄跳びの手首・腕の動きとジャンプ(跳ぶ)を参考に“力強いインパクトで飛距離アップ”するという内容でした」と評価しました。さらに「いずれもPGA基本ゴルフ教本が目指す『バランス良く構え、効率よく飛ばす』というイメージに近い内容です。今後も研鑽を重ね、益々のご活躍をお祈りします」と今回のアワードを締めくくりました。



~~~ 最優秀賞受賞・町田会員よりみなさまへメッセージ ~~~


私が今までゴルフを通じて学んできたことを、広い範囲へ発信する場所を設けて下さったPGA様に御礼申し上げます。最優秀賞を頂けたのは、私の活動を支えてくださった皆様のおかげに他なりません。自分の状況に満足するよりも、レッスン生としてお客様が今までと違った新たな境地で満足していただけること、またそれがゴルフにとどまらず、幾多の分野でやる気や楽しみが増えること、それ自体を希望しています。


ファイナリストのプレゼンテーション撮影当日ですが、実は風邪をひいて喉を傷めてしまい声も出ない状態でした。撮影ができないほどの体調で辞退も覚悟していましたが、妻が「ここまで支援してくださった方への思いを背負い、なんとしてでも会場に行ってほしい」と背中を押してくれました。病院で喉のケアをしてもらい、撮影開始に間に合うかのように徐々に声も出るようになったのです。今回ばかりはスムーズにいかず、納得のいく挑戦ではありませんでしたが、プレゼンそのものは、相手にどう伝えるかだけを意識したもので、それが投票数に反映されたものになったということで、嬉しく思います。今回は自分の力がどれだけ小さいものかと思い知らされました。特に妻(千明さん)には、深夜にまで及び投票告知活動に携わってくれました。感謝してもしきれません。


ゴルフのパッティング時やスイングに必要とされる視覚に関する説明でしたが、「視覚」はゴルフだけでなく日常においても重要なことですから、これからも「視覚」にまつわる「五感」についてどんどん深掘りします。他スポーツとの共通点・関連性を見出して、さらにメリットある発見をして、みなさんに伝えていきたい。今回のプレゼンだけでは伝え切れていないことも多いので、アワード2連覇できるよう挑戦を続けます。


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ファイナリスト左から 高野逸夫、北山雄一郎、町田祐基