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シニアツアー お知らせ

【ノジマチャンピオン杯/1R】3年越しのシニアデビュー戦初日は2位タイ!清水一浩は夫婦二人三脚で挑む

2024年04月18日
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 シニア最終予選会で6位に入り、今季シニアツアーの出場を叶えたのが清水一浩(52)。現在地元茨城でレッスン活動を軸に生活をする清水は、Abemaツアー1勝を挙げており、レギュラーツアーで一緒に戦った仲間も多い「シニアツアー出場」を目指してこれまで練習に励んできた。

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 念願のデビュー戦、迎えた第1ラウンドはイン10番からスタート。11番でバーディーを先攻させ、16番で2つ目のバーディー。17番ボギーで落としたが、18番でバウンスバックに成功。前半は2つスコアを伸ばした。後半に入ってもテンポの良いプレーが続く。2、3番で連続バーディー。6番はボギーにしたが、清水は「スコアは伸ばせている」と確信。8番パー5ではグリーン周りの傾斜を利用してボールをピンに絡めて技ありのバーディー奪取に成功した。最終上がりホールでとどめのバーディーフィニッシュ。終わってみれば7バーディー2ボギーの5アンダー66は、本大会でシニアデビュー戦を飾る7名中清水が最上位。初日2位タイという順位で好スタートを切ることができた。

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「ただ、最後までやり切ろうという気持ちだけでした。緊張もありましたけど、無我夢中でこのデビューラウンドを乗り切ろうと。だから途中のリーダーズボードも見ないようにしていましたよ」と一日を振り返って苦笑い。

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 清水にとってシニアツアーという場所は、格別の思いがあった。「シニアに出たいと願い続けて3年かかりました。シニアツアーは楽しそうだし、すぐに出られるものだと思っていましたからね。だからデビューを楽しみにしていた妻にはずいぶん長い間、期待をかけさせてしまいました(笑)」と清水はそっと明かしてくれた。今季のトーナメント手続きには、妻・聡子さんを帯同キャディーとして登録。今シーズンはできる限り二人三脚で挑む予定だ。

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「こうやって夫婦で試合に挑めることは、嬉しいですね」と清水はデビュー戦初日を無事に終え、充実した表情を見せた。聡子さんはAbemaツアーでも帯同キャディーの経験があり、清水は「何もしないですけどね(笑)。そばでちゃんと見守ってくれるのは力になっています」と照れくささもあるが、そっと感謝を伝えている。

  

念願のデビュー戦で優勝争いができる位置に着いた清水夫妻の挑戦にも注目したい。