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シニアツアー お知らせ

【ノジマチャンピオン杯/1R】伊澤はノーボギーゲームで5アンダー2位と好位置につける

2024年04月18日
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 レギュラー16勝、シニア1勝を挙げている伊澤利光(56)が第1ラウンドで66をマークし、首位1打差2位につけている。伊澤は2018年にシニア入りしてから今年で7年目。昨シーズンは賞金ランキングを47位とし5季連続で保持していた賞金シードを喪失。今シーズンは「生涯獲得ランキング上位20名」という資格を行使しての出場となる。

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 「今日はドライバーだけちょっと課題があるけど、80点くらいかな」と自分のプレーを総評した。第1ラウンドは増田伸洋(51)、シニアデビューを果たした今野康晴(50)という若手と同組。フレッシュな顔ぶれにも「負けないように頑張らないと」と自分を奮起させていた。

 

 前半4番、5番と快調にスコアを伸ばすと、さらに6番パー3では13メートルを沈め3連続バーディーを仕留めた。後半もノーボギー行進が続く中で15、16番を連続バーディー。この日は5バーディー・ボギーフリーと伊澤が好調なプレーを展開した。

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 今シーズンを迎えるにあたり、伊澤は弱点強化に取り組んできた。平均パット数は前年10位から27位にランクダウンしたことが低迷要因だった。「もちろんトータルバランスが求められるのですが、パッティングでスコアを作るので、このオフはかなり集中して取り組みました」と振り返る。

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 レギュラー時代からショットメーカーとして定評があり、美しいスイングの持ち主として知られている伊澤。今シーズン開幕戦で「まずは優勝したいです。なるべく早い段階で。今週はチャンスですね」とノーボギーゴルフに手ごたえを得た様子。2019年福岡シニア以来の2勝目は目前にやってきた。伊澤はノジマチャンピオンカップに過去4度出場しているが3度のトップ10入りは相性がいい証拠だ(棄権が1度)。着用ウェアもスイス発KJUS(チュース)にブランドチェンジし、伊澤は気持ちも、そして装いも新たに今年のシニアを戦い抜く覚悟ができている。