「第10回日本プロゴルフ殿堂入り顕彰セレモニー」が3月8日、2024ジャパンゴルフフェア会場で行われた。レジェンド部門からは井上清次、プレーヤー部門では倉本昌弘、日蔭温子が殿堂入りを果たした。
<レジェンド部門・井上清次 1915年9月16日~1992年5月9日>
井上清次様代理 井上幸一様の話
私は歴代殿堂入りの24名の無料レッスンを受けたことがあります。とても良いゴルフ生活でした。森口祐子プロを育てたことが殿堂入りに繋がったのかなと思います。父も喜んでいることでしょう。この度はありがとうございました。
<プレーヤー部門・倉本昌弘>
顕彰いただき、誠にありがとうございます。関係者の皆様に御礼申し上げます。
私は10歳からゴルフを始めて、プロになったのが25歳と遅くからプロになって、そのころから生意気にも10年もやればプロを辞めようと言っていた私がこの68歳までプロを続けるとは思っておりませんでした。
プロになってから契約していただいたブリヂストンスポーツの皆様、ウェアのBLACK&WHITE様、長い間ありがとうございました。
多くの歴代の方と一緒に殿堂に入ることは本当に嬉しく思っております。
今後も70歳まではレギュラーとシニアツアー両方のステージでゴルフをしていきたいと思っています。同世代のプロでは長年のゴルフ人生の中で生じたケガのため、ゴルフが出来なくなった方も多いですが、今なおゴルフができていることを誇りに思います。これからの競技人生では3つの目標「ツアー最年長予選通過」「最年長公式戦予選通過」そして「エージシュートすること」が大変な喜びとなっておりますので、多くの試合に出てまいりたいと思っております。
選手人生以外では、プロゴルフ界の発展を行く末を考え、選手会やJGTO発足、またPGA会長としても活動をして参りました。油の乗り切った時期に、プレーヤーとしてのゴルフが満足にできなかったことでツアー優勝も30勝で途切れてしまいましたが悔いはありません。
また、バブル期に隆盛だったゴルフも少子高齢化が進んできたことでゴルフ人口も減少傾向となりました。これからは、1人でも多くの方がゴルフを続けていけるように我々はサポートしていきたいと思っております。
今日は本当にありがとうございました。
<プレーヤー部門・日蔭温子>
この殿堂入りを果たすことができたことを嬉しく思いますし、私1人ではなれないものですので、各スポンサーの方々には御礼申し上げます。
この場をお借りしまして、ありがとうございました。