高橋勝成(70)が2日連続のエージシュートで優勝争いに加わり、通算7アンダーで2位に入った。「前半はピンにくっついたんだけど、昨日みたいには入らなかったね」と、前日5アンダー67をマークした時のような勢いに乗れなかった。それでも11番パー5をバーディーとし8アンダーで一時は首位に並んだが、その後伸びきれなかった。
「井戸木くんがすごいね。9アンダー? 大したもんだ。昨日一緒に回った時は(パットが入らず)かわいそうだった。挽回したね」と、優勝者をたたえた。2日連続エージシュートもすごいのでは?「そう、大したもんですよ」と、胸をそらせるしぐさも。「このコースは距離的に自分にちょうど良かった」という。比較的短いコースで「セカンドでアイアンを使えたから」というのが、優勝争いに結び付いた。
同組で、行動を共にする寺西明と回ったのも「やりやすかった」という。20年以上の付き合いになる右腰と股関節の痛みも「根本から治そうと思って」と、ハリ治療から理学療法士のリハビリ治療に変えて、調子がいいそうだ。まだまだ、シニアツアーでの活躍が期待できそうだ。