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シニアツアー

〔ISPS楽しく面白いシニア〕スーパーシニアの部も熱い闘い!初見充宣と須貝昇のライバル対決?!

2021年07月07日

 スーパーシニアの部は「エージシュート」の争いになりそうだ。6,001ヤード(パー72)と比較的距離の短い距離設定に39人が挑戦する。

 今年の関東ゴールドシニアで優勝、関東グランド、ゴールド、日本グランド、ゴールドと公式戦タイトルを総なめにした初見充宣(68)は「メリハリのあるコースですね。難しいホールもあれば距離がないホールもある。グリーンが難しいので、ピン位置と乗せる場所によっては難しくなる。セカンドが大事ということですね」と、練習ラウンドでのコースの印象を話した。

 公式戦4タイトル奪取を「一応ね」と笑う。これから何を目指していくか。「タイトルにこだわらずに、いつもいいスコアで回れるように。エージシュートは意識してはいないけど、いつもアンダーパーで回りたいと思っています」という。

 今大会もスーパーシニアの部の優勝候補になる。「いえいえ、須貝さんが強敵。いいゴルフしてますから」と、一緒に練習ラウンドを回った須貝昇(71)の名前を挙げた。

 須貝は「いえいえ、僕は初見の背中を追って、2,3歩後ろを歩こうかなと思っていますよ」と笑う。今回は大会前の予選を通過しての出場となる。

 約1年前に滑って手をついたときに左手中指の第1関節を骨折。今は取りのぞいたが、一時は金属を入れて固定していた。「今も指がうまく曲がらないから、左手のグリップは小指と薬指の2本で支えている。暗中模索して、いろいろ試していて、うまく握れる時もあるんだけど、そうはいかない時もある。だから、ゴルフは日替わり。その日にならないと分からないっていう感じだね」という。

 コースの印象は「グリーンが難しい。順目、逆目がはっきりしないんだ」と話した。初見の背中を追う効果は?「初見はオーバーパーをたたかないでしょ。だからパープレーを目標にして、流れで1つへこんだら…」。エージシュートの達成になる。スーパーシニアの部も見どころ豊富だ。