世界シニアメジャーの「全英シニアオープン」が、英国ウェールズにあるロイヤルポースコールで7月27日から30日の4日間、開催される。
ロイヤルポースコールでは2014、2017年に続き6年振り、3度目の開催となる。いずれの大会も、ドイツのベルンハルト・ランガーが2度の優勝を飾っている。
1987年からスタートした「全英シニアオープン」は2003年にメジャーとして扱われ、世界の強豪が集う大会としては20年目を迎えることになる。2002年には日本人で参加していた須貝昇(すがい・のぼる)が優勝している。
大会前には、米国1会場、英国4会場の計5会場でマンデートーナメントが行われており、勝ち抜いてきた選手を含む総勢144名で競われる。
ディフェンディングチャンピオンのダレン・クラークをはじめ、ホセ・マリア・オラサバル、コリン・モンゴメリー、イアン・ウーズナム、ミゲル・アンヘル・ヒメネス、パドレイグ・ハリントンといったヨーロッパのゴルフ界のレジェンドが参戦。今季シニアメジャー3勝をマークしているスティーブ・ストリッカーは欠場となっている。
日本シニアツアー代表選手には、昨年賞金ランキング2位の藤田寛之、4位の深堀圭一郎が世界の強豪に挑むことになる(2022年PGAシニアツアー賞金ランキング10位以内の上位2名という資格で参戦している)。藤田、深堀は今年全米プロシニア、全米シニアオープンにも参戦し、どちらも予選通過を果たしている。海外シニアメジャーの経験を重ねている二人がどこまで成績を残せるかに期待がかかる。
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※写真は深堀プロマネージャーよりご提供いただきました