4試合連続優勝を目指すプラヤド・マークセン(56)と、タワン・ウィラチャン(55)のタイ勢が通算7アンダーで首位に浮上した。
第1ラウンド10位からスタートしたマークセンは4つスコアを伸ばした。スコア提出を終えると、左足を引きずっている。「まあまあだった」と言いながらも「10番パー5のセカンドを打ったときに痛めた」と、左のふくらはぎを示しながら顔をしかめた。それでも、10番では第3打でOKにつけるバーディー。12番パー5では7メートルほどに2オンした。13番では右の木がスタイミーになっていた第2打を「木の上を越えて」2メートルにつける連続バーディーを奪って7アンダーにした。その後は「チャンスがなかった」と伸ばせなかった。
4試合連続優勝の自信は?「相手はウィラチャン? 大丈夫。きょう、氷で足を冷やして、大丈夫なら、Maybe勝ちます」と、強気だった。
一方のウィラチャン。6バーディー、ボギーなしの65をマークして、第1ラウンド22位から一気に首位へ。「いい1日でした。パッティングがよかったけど、短いのは外してばかり、長いのが入った」と笑った。
その長いのは5番で20ヤード(約16メートル)、15番では10ヤード(約8メートル)だったという。「でもこのぐらいのチャンスを何回も外した」と、両手を広げて見せた。ショットもかなり好調なようだ。
マークセンに勝てそう?「今週は私が勝ちますよ。ありがとうございます」と、自信ありげ。タイ勢2人の争いになるのだろうか。