海外シニアメジャー「
全米シニアオープン
」が、アメリカ・ペンシルベニア州にある
ソーコンバレーカントリークラブ・オールドコース
(パー71、7,028ヤード)で6月23日から26日に開催される。ゴルフ場は1920年に開場し、100年以上の歴史を誇る。オールドコースは、イギリスの建築家ハーバート・ストロングが設計したエレガントでシンプルなレイアウトが魅力的なコースと言われている。1951年全米アマ、1983年全米ジュニアアマ、1987年全米シニアアマ、2度の全米シニアオープン(1992年と2000年)、2009年全米女子オープン、2014年全米ミッドアマチュア選手権とUSGA競技7大会に歴史を刻んでいる。
日本シニアツアーメンバーでは、2021日本シニアツアー賞金ランキング4位までという資格で
田村尚之
(57)が参加。またハワイで行われた地区予選会でプレーオフを制し出場資格を獲得した
塚田好宣
(52)も田村と一緒に練習ラウンドを行い、チャンピオンコースでの戦いに備えた。
塚田は先週のスターツシニアを欠場し、全米シニアオープン準備を整えて渡米した。今シーズンは開幕戦・かねひでシニアでシニア初優勝を飾っており、2戦目ノジマシニアで単独3位、3戦目のすまーいだシニアは6位タイと現在賞金ランキングは5位につけている。米国生活にも慣れている塚田は、地区予選会から出場切符を手に入れた実力と強い精神力で、上位フィニッシュを狙う。
田村は「距離が長く、ラフに入れると芝が強くてどうにもなりません。ホリエモン(堀江貴文さん)が帯同キャディとしてサポートしてくれることになったので、一緒にシニアメジャーを攻略してきます!」と力強いコメント。大会初日が雨予報ということも心配されるが、田村らしいテンポいいプレーと我慢強さで乗り切ってもらいたい。
今年で42回目となる本大会は、地区予選会含め3001名のエントリーを受け付けたという。大会初日に50歳以上のプロゴルファーとハンディキャップインデックスが3.4を超えないアマチュアがエントリー可能。出場有資格者と地区予選会を勝ち抜いた156名による戦いになる。第1組は朝7時00分から1番、10番ホールよりスタート。世界最高レベルの舞台に挑戦する選手の活躍に注目したい。
◆ 日本人選手スタート時間(現地) ◆
第4組 1番スタート 7時31分
田村尚之
ジョナサン・ケイ ダフィー・ウォルドルフ
塚田好宣
マイルス・マコーネル(アマチュア) エド・カービー
◇ 全米シニアオープン
リーダーズボードは こちら>> (U.S. Senior Open)
大会公式情報ページは こちら>> (U.S. Senior Open)
※ 田村尚之はホリエモンさんと一緒に一軒家で生活。期間中はホリエモンさんが帯同キャディーで同行し、手料理もふるまうそうです
(※記事中写真は、田村プロ本人提供)