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【全米プロシニア】シニア賞金ランキング3位、岡茂洋雄が初参戦

2021年05月27日


 2021年キッチンエイドシニアPGAチャンピオンシップ(全米プロシニア)が2年振りに開催する。5月27日から30日までの4日間、米国オクラホマ州タルサに位置するサザンヒルズカントリークラブで154名が参加する。サザンヒルズは、1970年、1982年、1994年、2007年全米プロが開催されており、11カ月後の2022年全米プロも決定しているチャンピオンコースだ。2013年の大会では、井戸木鴻樹が日本人初として世界シニアメジャー優勝という快挙を達成し、世界の注目を集めた試合でもある。

 大会には、スティーブ・ストリッカー、ベルハルト・ランガー、ジム・フューリック、レティーフ・グーセン、ジョン・デイリー、ミゲル・アンヘル・ヒメネス、マーク・オメーラ、トム・レーマン、ビジェイ・シンといった、世界の名プレーヤーがリストに名を連ねており、唯一の日本人出場選手としては、2020年日本シニアツアー賞金ランキング3位の資格(有資格としては賞金ランク4位迄)で岡茂洋雄が参戦する。

大会リーダーズボード(スタート時間入り)は こちら>>

 岡茂は出発前に「世界のトッププレーヤーと同じフィールドで戦えるという貴重な経験ができるだなんて、プロ冥利に尽きます。まるで夢のようです」と期待を胸に膨らませ、渡米した。英語を得意とする日本人の帯同キャディと行動を共にしているので、言葉の壁も問題ない。練習ラウンドを楽しんでいる様子が、PGAアメリカのページで取り上げられており、大会の健闘にも期待がかかる。

 

◆ 練習日のベストオブフォト(11枚目)に登場しています >>

 2020年の日本シニアツアーは全8試合。そのうち岡茂は2位が3回、3位が2回と未勝利ではあるものの、賞金王争いにしっかりと絡んでいた。平均ストローク、パーキープ率では堂々の1位。ドライバーイップスの克服を目指し、冷静に、安定したゴルフを目指している。「せっかくいただいたチャンス、楽しんでプレーできたらと思います」。



 大会初日の第1ラウンドは、現地時間午後1時58分、1番ホールよりスタート。1988年全米プロ覇者で、米PGAツアー6勝を挙げているジェフ・スルーマン、PGAアメリカクラブプロのフランク・ベンセルジュニアという組合せとなる。52歳、岡茂洋雄の米シニアメジャー挑戦が始まる。

(記事中写真は2021年日本シニア参戦時のもの)