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シニア新規トーナメント開催、ならびに一部日程変更のお知らせ

2020年01月21日


 2020年度PGA競技開催日程に関する記者発表会が、東京・浜松町にある世界貿易センタービルで行われた。PGAシニアツアー競技においては、11月に「コスモヘルスカップ シニアゴルフトーナメント2020」(会場未定・賞金総額3000万円)を新規開催する。同週開催予定だった「エリートグリップシニア」は、コース調整がつかず開催中止が決定した。また、マルハンカップ太平洋クラブシニアは開催予定週を1週早め、開催会場を太平洋クラブ六甲コース(兵庫)から太平洋クラブ御殿場コース(静岡)に移し、第7回大会を盛り上げる。それに伴い、広島シニアゴルフトーナメントの日程を9月3日、4日へ変更する。

 記者会見には、新規シニアトーナメントを主催するコスモヘルス株式会社の鈴木優輔代表取締役が列席した。コスモヘルス社では主に予防医療機器の研究、開発、販売に携わり、予防医療の重要性を伝えるため、鈴木氏自らが全国の小学校から高校で予防医療の授業を行うなど普及活動の幅は広い。

 「ゴルフを通じて予防と健康の素晴らしさを伝える」ことが今回の大会コンセプトになる。鈴木代表取締役は「高齢化社会の日本は、医療や介護は非常に深刻で大きな問題になっています。ゴルフを通じて健康増進の訴求をする。健康寿命を延ばしたい。そして団塊世代のゴルフリタイアを防ぎたい。できれば、リタイアを5年伸ばせられるといい。潜在ゴルフ人口2000万人の掘り起こしもしたいのです」と、一句一句丁寧に思いを伝えた。

 

 PGAシニアツアーとコスモヘルス社は、「シニア世代」が共通のターゲットになる。トーナメント期間中はシニア層に「健康」というメッセージが届くようにと、来場者に健康の素晴らしさを伝える展示を用意し、サプリメントのプレゼント等も企画しているという。「大会期間中は、若くて勢いのある社員総出で、イベントを盛り上げられたら」という熱い思いが込められる。

 「医療器メーカーとして、健康を取り戻す方法、健康を守る方法を30年続けてきました。描いている未来の共通点があるPGAと力を合わせてゴルフの活性化を目指し、健康という喜びを分かち合えるパートナーでいられたら嬉しいです」。鈴木代表取締役は力強く語った。大会は11月13日(金)、14日(土)の2日間で予定されており、開催会場は決まり次第発表する。

 会見では、一部の大会日程変更についても発表。「第7回マルハンカップ太平洋クラブシニア」と「広島シニアゴルフトーナメント」の日程が入れ替わることになった。マルハン太平洋シニアは、「7回目」を記念の大会として行いたいという主催者の意向と、元々の大会週では近隣で男子レギュラーツアーが行われているということもあり、一週ずらした上で、会場を静岡県御殿場市にある太平洋クラブ御殿場コースに移して開催する。

 「エリートグリップシニアオープンゴルフ」は、兵庫県の鳴尾ゴルフ倶楽部で開催を調整していたが、日本シニアオープンも行われることも鑑み、今年の開催は中止という判断に至った。PGAの主催競技である「第22回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ」は、飯能ゴルフクラブで10月6日、7日で行われることも併せて伝えられた。

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