6月7日から千葉県にある成田ゴルフ倶楽部で開催されるPGATOURチャンピオンズ「Mastercard ジャパン選手権」の前夜祭が東京アメリカンクラブ(東京都港区)にて開催された。
前夜祭には大会に出場する全選手、そしてプロアマ大会に出場するゲストが参加し、和太鼓演奏や獅子舞、鏡開きなど、日本らしい“おもてなし”で世界のレジェンドたちを喜ばせた。
PGATOURチャンピオンズプレジデントのミラー・ブラディ氏から
「2年ぶりにPGATOURチャンピオンズが日本も戻ってくることができました。昨シーズンも試合会場で、2017年大会に優勝したコリン・モンゴメリーから”日本での大会はいつやるの?“と尋ねられていました。Mastercard ジャパン選手権として日本の地に戻ってくることができ嬉しく思っております」と日本での開催が多くの
priceless
(プライスレス)な時間になるだろうと話した。
本大会には日本からは主催者推薦枠で、PGA会長また選手としてもシニアツアー界をリードする倉本昌弘。米山剛、プラヤド・マークセン、鈴木亨、伊澤利光、今年シニアルーキーの深堀圭一郎。そして先週のすまいーだカップに優勝した山添昌良の7名が出場する。
先月の全米プロシニアでは予選には通過したものの上位進出とならなかった鈴木亨は「やっぱりすばらしい舞台だね。今日のこの場所も」と憧れの面持ちで語りながらも「このフィールドで競いたい目標もあります。憧れが実現できるように頑張りたい」そして成田GCも「数回プレーしたことがあるので、他の選手よりも有利なはず」とホームで向かえる目標とする舞台での戦いの抱負を述べた。
山添はすまいーだカップの優勝でめぐってきたチャンスに「スターばっかりの大会で出場できることだけでも光栄です。初めてのPGATOURチャンピオンズなので、楽しみながらも少しでも上位進出を」とスターたちとの競演に、緊張しつつも、意気込みが伝わってきた。
またプロ野球オリックスやメジャーリーグで投手として活躍した長谷川滋利氏が4月の三菱電機クラシック(72位タイ)に続き、今大会にも出場する。長谷川氏は2017年の全米アマチュア選手権に出場したこともある実力者である。
「4月の大会は何が何のか!?わからずに終わってしまいました。トム・ワトソンとプレーできたことが一番の印象かな」。2戦目となる今大会は「前回以上の成績を出したいし、日本での開催なので、ベストを尽くしたい」。週末は梅雨入りも心配される天候にも「予報が雨でしょ・・・でも頑張りますよ」と笑って語った。
尚、Mastercard ジャパン選手権は、2019年6月7日から9日の3日間、千葉県成田市にある成田ゴルフ倶楽部で開催される
◇
マスターカードジャパン大会詳細ページは こちら>>