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西川貴祥が堅実なゴルフでリベンジを果たす【ISPS HANDA CUP PHILANTHROPY SENIOR TOURNAMENT ハンダ熱血枠決定戦 スーパーシニアの部最終結果】

2018年10月30日


「ISPS HANDAシニアシリーズ with PGA第39戦 ISPS HANDA CUP PHILANTHROPY SENIOR TORNAMENT ハンダ熱血枠 決定戦 スーパーシニアの部」が、10月30日、茨城県ロックヒルゴルフクラブ レイクコース(6,348ヤード、パー72、賞金総額300万円、優勝賞金60万円)で行われ、3バーディノーボギーの3アンダーと 堅実なゴルフを展開した西川貴祥(69)が優勝を飾った。2位には2アンダーで長谷川勝治(72)と谷中宏至(70)が入った。

 西川は1番の4メートルのフックラインをバーディとするなど、三つのバーディを奪いボギー無しの3アンダーとスコアをまとめた。ショットでは6番ホールのセカンドショットをカラーに外すもその他17ホールを全てパーオン、パッティングでも「1~2メートルのパットが全て入ってくれました」とショット、パットともに冴え渡った好調なゴルフを展開した。

 特に良かったのはパッティングだった。「目の真下に来るような構えを常に心がけていたんですが、今年の8月に所属コースで行われたクラブ競技の会場で地元のゴルフショップの方がパターを売りに来ていて、今日使ったオデッセイのレッドボールというパターに出会い即購入をしたんです。実はこのパターは構えるとボールの位置が常に目の真下に来る様に設計されているんです。ボールの位置は大事なことですからね」とパッティングが好調の理由を語ったことに加え「これがきっかけでショットをする時も姿勢に注意する様にしたんです。そしたらショットも良くなってきて」とショットにも良い影響を及ぼしてきたことを説明した。

 初心者がゴルフをする時の注意点としてよく耳にすることだが、これにこだわる理由はPGAティーチングプロになるための講習会の中で受講生を指導する指導者として従事してきた経験がその基となっている。「無理なスイングをしなくてもボールは普通に飛んでくれるしエラーの無いスイングしていたら長くゴルフを楽しめる。講習会で基本を忠実に教えてきたことが今に生きていて今日のゴルフに繋がった。基本を忠実に実行するからこそ技術となり、更に経験を積むことで結果を生むことに繋がっているんだと思います」とゴルフの考え方を説明した。

 今年は今一歩のところで優勝を逃してきた西川だが「関西ゴールド選手権は菊一利彦さんに、日本ゴールド選手権では海老原清治に今一歩のところで追いつくことができませんでした。リベンジを果たせて良かった」と顔をほころばせ優勝を喜んだ。

  また、本大会は11月16日から成田ヒルズカントリークラブにて実施されるISPS ハンダカップ・フィランスロピーシニアトーナメント(スーパーシニアの部)の予選を兼ねており、上位6名にその参加資格が与えられた。本戦出場が決定したのは以下の通り。

西川 貴祥

長谷川勝治

谷中 宏至

佐野 修一

文山 義夫

渡部 勝

そして10名がエージシュートを達成した。

西川 貴祥(69歳)69ストローク

長谷川勝治(72歳)70ストローク

谷中 宏至(70歳)70ストローク

中島 弘二(73歳)73ストローク

菊池 勝治(74歳)74ストローク

鷹巣 南雄(75歳)74ストローク

丸山 貢 (75歳)75ストローク

小川 清二(76歳)75ストローク

菊池 福二(77歳)76ストローク