PGA TOUR Championsは、日本で2回目の開催となる『Mastercard Japan Championship』(マスターカード・ジャパン選手権)を、2019年6月7日(金)から9日(日)の3日間、千葉県にある成田ゴルフ倶楽部で開催すると発表した。大会に先駆け、マスターカードのゴルフ親善大使であるトム・ワトソン氏をはじめ、PGA TOUR Champions 上級副社長業務本部長のミラー・ブレイディ氏、Mastercard Japanバイスブレジデントのダグマー・ネドゥバル氏、アコーディア・ゴルフ代表取締役会長 田代祐子氏、そして特別後援する日本プロゴルフ協会倉本会長の5名が記者会見に列席し、ワールドクラスの大会発表に喜びを分かち合った。
「マスターカード・ジャパン選手権」は、2年前に開催された「JAPAN AIRLINES Championship」に続き日本で再び開催されることになり、日本人選手を含む8名の招待選手を加えた68名の選手により、賞金総額250万ドル、優勝賞金40万ドルをかけて競われる。
PGA TOUR Championsブレイディ氏は「選手からは『今年はどうしてスケジュールに日本の試合がないのか、いつ東京に戻れるのか』と再三聞かれまして、幸いにもマスターカード様のおかげで戻ることができ、素晴らしい会場で開催することが出来ました。選手もすごく喜んでおりますし、ワトソン氏、倉本氏のサポートも大会の成功の鍵になります」と期待をこめた。
Mastercard Japanのネドゥバル氏も、「マスターカードは、1995年以来、長年ゴルフをサポートを続けており、ワトソン氏にもアンバサダーとして関わっていただいておりますし、PGA TOURの公式クレジット決済バートナーに選定されております。また、カード会員様には、魅力的なサービスやプライスレスの体験を提供しております。スポーツへのスポンサーシップは、重要な役割があり、マスターカードは、世界でもっともスポーツに高い価値を誇るブランドになりました」と日本開催の喜びを語っていた。
アンバサダーである世界ゴルフレジェンド、ワトソン氏は、長年日本でプレーを見せ、多くのゴルフファンを魅了してきた。先週は、シンガポールで開催されたアジアパシフィックアマチュア選手権にも駆けつけ、若い世代の選手たちにエールを送ってきたという。「大きな大会に憧れを抱く情熱に満ちた若い選手たちに会って、プロを目指していた自分の若い頃を思い出しました。マスターカード・ジャパン選手権は、若い人に夢を与えることはもちろん、ゴルフの普及や新たなゴルフ人口の獲得のチャンスだと思うのです」と大会への思いを伝えた。そして隣にすわっている倉本会長に2つのお願いを託した。「ひとつは、私は倉本さんより、短い距離でプレーさせてほしい(笑)。もうひとつは、ジャンボさんに大会に出てもらえないか呼びかけてほしい」という内容だった。
倉本会長は「私にできるだけのことはしてみます」と、ワトソン氏の話しに応じたようだった。「チャンピオンズという大会は、私が50歳から夢に見た試合で、数年プレーさせてもらっておりました。ちょうど、コアな日本のゴルフファン世代とチャンピオンズの選手がマッチしていると思っています。世界最高峰のゴルフ技術を日本でも魅せてもらい、若い世代にも新鮮な感動を与えられるのがチャンピオンズの持ち味ではないでしょうか」。現在日本では、チャンピオンズの参加資格を持っている選手はいないが、「大会前週で開催される、日本シニアツアーのすまいーだカップ優勝者が特別招待枠の1名に決定していただきました。残りの7枠に関しては、日本のみならずアジアというグローバルな地域で選考されるかもしれませんね」と、大会スポンサーが世界企業をつないでいることに配慮を示した。
PGA TOUR Champions「マスターカード・ジャパン選手権」が、2019年に成田に戻ることを、日本のゴルフファンも楽しみにしている。
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