「ISPS HANDAシニアシリーズ with PGA第36戦 ハンダ熱血枠 決定戦」が、10月24日に茨城県にあるロックヒルゴルフクラブ レイクコース(6、708ヤード、パー72)で行われた。
シニアツアー有資格者を除いた予選会上位者と主催者推薦者をあわせて、シニアプロ116名が出場。この大会は、11月に開催されるシニアツアー「ISPS HANDA CUP PHILANTHROPY SENIOR TOURNAMENT」の出場資格をかけた予選会でもあり、賞金総額は1000万円。そして上位10名に出場資格が与えられるとあって、どの選手も熱のこもった戦いとなった。
大会を制したのは、1イーグル6バーディー2ボギーの66ストローク、6アンダーでフィニッシュした清家和夫(53)。1番スタートから3連続バーディー奪取で流れを作り、前半33とした。後半に入り11番パー5ホールで10メートルのイーグルパットを沈めた清家は、12番でバーディー。14番をボギーとするものの、最終18番をバーディーフィニッシュ。最終組でプレーしていた清家は、67でホールアウトしている芹澤大介と羽野隆則がプレーオフへの準備をしているところで66のフィニッシュとなって、クラブハウスは成績の確定を待っている選手たちのざわめきと祝福の声であふれかえった。清家にとっては、PGA競技では初の優勝となり、さらに師匠でもある大会ホストプロの中山徹(71)の前で嬉しい優勝報告ができて、感激も一入の様子だった。優勝賞金200万円と、ISPSハンダカップの出場権を獲得した。
清家は「ようやく叶った本戦進出です。ここ数試合、あと1打足らずというところで、チャンスを逃してきました。だから、今年最後のチャンスということもあって、ぜったいに負けない!という気持ちで挑みました。この予選会で、トップ通過、そして初優勝を飾れて本当に嬉しいです」と、興奮も冷めやらぬ様子だ。「11月のISPSハンダカップは今年7回目の、シニアツアー出場となります。この得られた貴重な機会を、最後まであきらめずに、いい結果が出せるように頑張ります!」と、喜びをガッツポーズで表した。
尚、今季シニアツアー第17戦のISPS・HANDA CUP・フィランスロピー シニアトーナメントは、11月16日から18日の3日間、埼玉県にある越生ゴルフクラブで開催される。
◇ハンダ熱血枠決定戦・最終成績(PDF)は
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