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【ネスレ日本マッチプレー レクサス杯 3回戦】中盤での苦しい展開に「もうやるならやってくれ」 藤本は開き直りゴルフで谷口を退ける

2017年08月19日


藤本佳則 × 谷口徹 

(2&1で藤本の勝ち)

同郷(奈良県)の先輩との対戦となった藤本佳則。ここまで1回戦、2回戦ともに3&2の成績で無難に勝ちあがってきた藤本も今日は谷口を相手に苦戦を強いられた。

前半を1UPで折り返すも谷口に10番(イーグル)、11番(バーディ)と連続して2ホールを獲られ、一気に逆転される苦しい展開。それでも「今日は14番のバーディが大きかった。」と本人が振り返るように、粘りを見せて14番で再びオールスクエアに持ち返した。この後15番では両者バーディ分け、16番でもバーディを獲った藤本が再び1UPとしリードを取り戻した。

「今日は谷口さんらしいゴルフをしていましたね。8番(バーディ)、9番(バーディ)、10番(イーグル)、11番(バーディ)と、途中はもう完全に谷口さんに流れを持っていかれていましたね。もうやるならやってくれと開き直っていたし、自分のできる事をするしか無かったですね。」と言う藤本だったが、「マッチプレーはわかんないですね。」というように、続く17番を藤本はきっちりバーディ、対してこのホールをボギーとした谷口を相手に2アップとして万事休す。終ってみれば藤本が2&1で先輩谷口を退け、準決勝進出を決めた。

「やっぱ気分いいですねえ。」と谷口への勝利を噛みしめるも、明日の松村道央との対戦を前に「いやあ、明日は36ホールもつかなあと(笑)。でもこの大会の第1回大会の決勝戦で松村さんには負けてるんですよね。その借りを返す、勝ちたいという気持ちはある。」と話す藤本。

決勝戦の大一番を前に、その立ちはだかる松村道央に、まずは雪辱を果たすことができるかどうか、明日の準決勝での闘いに注目が集まる。