ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯
8月18日(金) 2回戦
「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」2回戦は、1回戦を勝ち抜いた16名の選手達が、曇り空のもと、白熱のガチンコ勝負を繰り広げた。
1回戦、若手の小鯛竜也を1UPで下した大会ホストプロの片山晋呉は、前週の全米プロゴルフ選手権から帰国したばかりの小平智と対戦。共に日本タイトルを複数回優勝している選手同士の注目の好カードは、双方実力をいかんなく発揮し大熱戦の展開となった。片山が先手を取れば小平が逆転、最後までどちらに転ぶかわからないシーソーゲーム。そんな中17番ホールの終盤で抜け出したのは小平。ティーショットをフェアウェイの広い所に打っていった片山に対し小平はドライバーで果敢に狭いところを狙い攻めた「このショットがキーになったと思います」と言う様にセカンド270yをスプーンでグリーン左のカラーに運び、アプローチを寄せてバーディとし1UPで片山を下し3回戦に進出を決めた。世界で戦ってきた片山をリスペクトする小平は「片山さんと回って勉強になりました。片山さんを下すことができたのは自分のゴルフが成長したからかな」と自分を褒め、「狙うは優勝1億円です」と自らを奮い立たせた。
また、今季「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」と「中日クラウンズ」で優勝、今シーズン2勝をマークしている宮里優作は、若手の川村昌弘と対戦した。
15番ホールのバーディで抜け出した川村に対し、宮里も17番ホールのバーディで応戦。迎えた最終18番ホール、両者共にバーディチャンスにつけたが、宮里は1.5メートルを惜しくもはずし、1メートルをきっちり沈めた川村が1UPで宮里を振り切り激闘を制した。
本大会初代チャンピオンの松村道央は、大堀裕次郎を3&2で退け3回戦へ進出。第2回大会チャンピオンの武藤俊憲は師と仰ぐ谷口徹に4&3で敗れ、2回戦で姿を消した。
この他、市原弘大、小池一平、藤本佳則、宮本勝昌、谷口徹が勝利をつかみ、明日の3回戦への進出を決めた。
大会公式ホームページ、BS・CSテレビ放送およびインターネット配信で大会の模様がLIVEでお楽しみ頂けます。
*
大会公式サイト
はこちら
*2回戦の対戦成績はこちら。
×片山 晋呉 1UP 小平 智○
×大堀裕次郎 3&2 松村 道央○
○川村 昌弘 1UP 宮里 優作×
○市原 弘大 1UP 重永亜斗夢×
○小池 一平 2&1 小田 龍一×
×稲森 佑貴 3&2 藤本 佳則○
×久保谷健一 1UP 宮本 勝昌○
×武藤 俊憲 4&3 谷口 徹○