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【ネスレ日本マッチプレー レクサス杯 1回戦】宮本は会心のゴルフでディフェンディングチャンピオンを撃破

2017年08月17日


宮本勝昌 × 時松隆光 

(3&1で宮本の勝ち)

ディフェンディングチャンピオンの時松隆光とベテラン宮本勝昌の対決となった1回戦の注目対決。7月のダンロップ・スリクソン福島オープンで2年半ぶりの11勝目を挙げた宮本はこの好調をキープして、今大会に乗り込んできた。

前夜祭ではキットカットを手にして、営業スマイルだった宮本もこの日は真剣モード。7番までは両者オールスクエアと一進一退の攻防が続いたが、後半に入り宮本が徐々にリードを広げ、終ってみれば「今日は会心のゴルフでしたね。」というように、最後は3&1で昨年覇者の時松を下した。

「このコースはバーディも取れますけど、ボギーも出やすい。なるべくボギーを打たないように気をつけました。」というようにこの日の宮本はボギーを1つにとどめ、終始安定したゴルフを展開した。負けた時松は「宮本さんは難しいところからのアプローチをきっちり寄せてきていた。やはりそれがダメージ大きかったですね。」と振り返るなど、このマッチプレー戦ならではの駆け引きが明暗を分ける結果となった。

「自分はマッチプレー巧者ではないけれど、1打1打良いショットを続けるのを心がけました。」という宮本は、実は本大会4回目の出場ながら、今日が初勝利。「マッチプレーはリードしてても、負けててもどっちも苦しいね。アップしていても全然楽にならない。」

「でも今年は例年より40代が多いし、この先は潰しあいですね(笑)。でも自分はまだ優勝の意識はないですね。」と言いつつも、明日からの対戦に目を向けていた。

今月28日に45歳の誕生日を迎えるベテラン宮本に明日からも目が離せない。