世界16カ国から集まった50歳以上の強豪シニアプロ156名で争われる「第78回キッチンエイド シニアPGAチャンピオンシップ」(全米プロシニア)が、今週25日から4日間、アメリカバージニア州にあるトランプナショナルゴルフクラブで開催される。PGAツアーチャンピオンズメジャー大会のひとつとして位置づけられており、2013年に井戸木鴻樹が、初出場で初優勝を飾り、大きな注目を集めた大会である。
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先週のリージョンズトラディションにも参加し、全米プロシニアへの準備を重ねている井戸木[/caption]
156名の出場選手の中には、マスターズや、全米プロ、全英オープン、全米オープンといった世界メジャーチャンピオンが21名参加も含まれ、その中には先週のチャンピオンズで優勝を飾ったベルハルト・ランガーや、メジャー8勝を挙げているトム・ワトソン、この大会で4勝をマークしているヘイル・アーウィンといった世界ゴルフ殿堂入りをしている9名の選手の名前も見られる。
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田村は念願の初出場。崎山も夢の舞台に挑む[/caption]
日本からは歴代チャンピオンの井戸木鴻樹を筆頭に、プラヤド・マークセン、室田淳、崎山武志、田村尚之が参戦する。
前年度のPGAシニアツアー賞金ランキング上位4名に出場資格が与えられているが、中でも61歳の室田は今回で11回目の出場を数える、まさに日本を代表する最強シニア選手である。
22日、各選手は現地でのレジストレーションを終え、練習ラウンドを行った。日本との時差は13時間。選手たちは本番に向け、心・技・体の調整を始める。
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(PGA.com)