ザ・レジェンドチャリティ・プロアマトーナメントの大会最終日。初日こそ75ストロークだったが、この日は71をマークし「でたね!有言実行だね!」と、74歳の青木は流れに乗った今日のラウンドを振り返った。
「間合いの取り方とか、ゴルフは流れ。(10番ホールスタート)11番で長いバーディパットを決めたのが良薬になったんだよ。流れが切れないようにね、気難しく考えない。引きずらない」と、朝からテンポ良い今日の流れに、青木の笑顔がこぼれる。
ゴルフを通じたチャリティイベントも、今年で9回目を数える。青木は、この大会にこれまで8回出場しているが、そのうちエージシュートは4回達成。「いいゴルフを魅せることが、私の仕事に課せられたこと。そうすることで、もう一つの仕事(JGTO会長職)も頑張れる。『こども達へ笑顔を届けたい』というスローガンの下、こうやって何か伝えられたら大会の意味がある」と言葉を噛み締める。
9回目を開催できたレジェンドチャリティ。青木は大会の実行委員として、「大きな輪になってきた」としみじみ実感する。「人というのは、自分が支えてもらうのか、支える人なのかどちらか。やっぱり子供達の元気な顔とか、言葉とかに触れたいよ」と、話す。大会はこれからも、青木の優しさあふれるチャリティ活動のひとつとして、たくさんの人をつなげていくだろう。